箸も安全ピンも

色々なものを持っています

スカートの裾がほつれている写真
ある時電車で通勤をしていた時、目の前に立っている女性のスカートの裾がほつれているのに気づきました。

気付かずに着てきてしまったのでしょう。これから仕事といった様子でしたから、後で困ることは容易に想像できました。

ペンケースの中を確認してみると、小さめの安全ピンが2つ入っていました。
「あの~、スカートの裾がほつれているようですから、良かったらこれを使ってください」と声をかけ、安全ピンを渡しました。最初はびっくりした様子でしたが、その後は落ち着いて「え、ありがとうございます。気付きませんでした」と言っていました。

新幹線の中で

新幹線に乗っていた時のことでした。通路を挟んで隣にいた一般客の方が、お弁当を食べていました。食べ始めてすぐ、新幹線の揺れのため、使っていた箸を通路に落としてしまいました。

列車内で弁当を食べている人のイラスト
その方がたまたますぐ近くにいた車内販売の係に「予備の箸をいただけますか」と聞いているのがわかりました。しかし、最近は車内販売での弁当販売はかなり縮小され、箸は弁当のパッケージの中にセットされているのが通常なのです。案の定、係の方は「予備の箸は持っていないんです」と謝っていました。

この時も私は、自分のキャリーバッグの中から割り箸を取り出し、「どうぞ使ってください」と差し出しました。
最初はびっくりされましたが、この方にも「ありがとうございます」と喜んでいただきました。

友人にも言われました

旅行鞄のイラスト
こんな感じなので、親しい友人からも「何でも持っているよね~」と感心して(呆れて)言われます。先日の投稿添乗備品としてのトランプ日本人の質問㉕ヘアトニックが無いの?などでもご紹介したように、普段からいろいろなものを持っているようです。

私自分では「大変」とか「意識して」ということではありません。荷物の大きさも、他の人より多いということはありませんが、結果的に何かと役に立つことが多いようです。

私の友人で、映画に行くだけなのに宿泊旅行並みの荷物を持ってくる人がいます。持っているものを聞くと、飴やお菓子、雨の予報もないのに傘、本や雑誌、なぜかヘアードライヤー等々。それ今日要る?と思うものばかりですが、彼女にとっては、必要なもののようです。

私は普段から移動をすることが仕事なので、必要最低限のものと、あったら便利そうなものを取捨選択し、無理なく持ち運ぶことができるようになったのかも知れませんね。

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