シティホテルには。。。
シティホテルでの宿泊で、「大浴場がない」というご不満をいただいたことはありましたが、「ヘアトニックがない」と言われたのは初めてでした。このお客様によると、「帝国ホテルではフロント電話すると持ってきてくれるヨ」とのこと。
私は添乗するツアーで首都圏を除く日本中のホテルに宿泊しましたが、写真のように部屋にヘアトニックが置いてあるホテルはかなり稀になっています。男性用大浴場は確認できませんが、シティホテルの洗面台にヘアトニック類が並んでいることはほとんど無いと言って良いでしょう。お客様が今まで泊まったホテルにかなりの確率であったものが、今回だけ無かったとは思えないのです。
よくあるパターンのアメニティとは
最近は資源節約のため、フロント近くで必要分のアメニティを各自ピックアップしていただくというホテルも多くなっています。飛び散った水で濡れたりして、使用していないものまで交換する手間が省けますから、部屋の掃除をするための人件費の節約にもなっていることでしょう。
「多くの種類のアメニティがあるのが良いホテル」という考え方は、SDGsの考えの普及と共に変化してきているのではないでしょうか。かなりの高級ホテルでも、必要分のアメニティのみ、宿泊客がピックアップするというホテルが最近増えています。年配者であっても、世の中の動きに合わせて考えを変える時ではないのでしょうか?帝国ホテルでも、客室にヘアトニックはないんですよね?
不可欠なら持参してください
「あったらいいな」ではなく、「なくて不便」「必要」なら、自分で持ってくればよいことではないでしょうか。前述のヘアトニックは毎日絶対にないといけないものなのでしょうか?家で毎日使っていて2泊3日の短い旅行中も不可欠ならば、自分で持参すればよいのです。
行程表にホテルの電話番号を記してありますので、不明な点はホテルに電話で確認してから出発するようにしましょう。
3枚目の写真は私が国内ツアーに持って行く、洗面用具のポーチです。歯磨きセット以外は全部入っています。
化粧水、クリーム、シャンプー、コンディショナー、メイク落としオイル、洗顔せっけん、綿棒、コットン、ボディローション、T字カミソリ、ヘアクリップ、バンダナ。ボディソープはホテルのもを使用していますが、歯ブラシ、歯磨き、スリッパも自分で持参しています。
お客様は「高い代金のツアーにが参加しているのに」という意識があるのかもしれませんが、ホテル自体がアメニティに関する考えを変化させています。考えを令和版に切りかえていただくと、ご不便、ご不満が少しは解消されると思うのですが。。。
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