ウィーンフィルを出待ちすることに
先日、名古屋までムーティ指揮のウィーンフィルを聴きに行ったという投稿をしました。
実はそのコンサート後に、私のミスから意外な展開になりました。
東京のサントリーホールでのチケットが取れなかったために、名古屋のビジネスホテルに泊まっていたのですが、ホテルに帰る方向を少しだけ間違えてしまったようでした。
コンサート終了後、入った時と違う出口から出たせいでしょうか?それでも、歩き始めて間もなく方向が違うことに気づきました。
大きな通り沿いを歩いていると、帰りたい方向に駐車場があり、そこを通り抜けると近道に見えました。車両用にはゲートがありましたが、徒歩ではそのゲートは問題なく通れました。警備員さんが詰め所から私を見ましたが、特に何も言われなかったので、そのまま進んで行きました。
コンサート会場の裏手の駐車場を抜ける形になっていたのですが、歩いて行ったところ行き止まりでした。通り抜けられるように見えたのは暗さのための錯覚でした。
元の道に戻ろうとした時、すぐ横に観光バスが見えてきました。
フロントには「WPH」のプラカードが 👀
そうです。コンサートを終えてホテルに帰るウィーンフィルの人たちの送迎バスがいたのです。
1台目は、私が駐車場に着いてから間もなく出発してきました。
もう1台のバスにも、徐々にメンバーが楽屋口から出てきて乗り込んでいました。
マエストロ・リッカルド・ムーティは?
私は指揮者のリッカルド・ムーティ様が出てくるのではないかと、期待でいっぱいになり、その場を去ることができませんでした。幸いコンサートスタッフの方たちも、私に気づいているのに特に気にかける様子がありません。
ドキドキしながら、ザルツブルグでマエストロに声をかけてもらった「大事件」の再来を願ってしまいました。
結局2台目のバスも出発してしまい、ザルツブルグの奇跡が2度起こることはありませんでした。マエストロだけはバスではなく、ハイヤーで帰ったのかもしれませんね。
最後のバスを送ってからは諦めて元来た通りに戻りました。駐車場の警備員さんには、「お疲れさまでした」と、声をかけられました。
やはり私はスタッフ顔なのでしょう。。。
コメント
コメントを投稿
コメントありがとうございます!