仕方なく?行ってきました
いきなり、「仕方なく」がなぜなのかは後日、別の投稿2年連続ドタキャンされた話で説明したいと思います。残念ながらあまり興味のない今月の歌舞伎座だったということです。
1月の歌舞伎座らしく、ロビーにはお正月飾りがまだ残っていました。鏡餅がかなり無残にひび割れしている様子が写真からもわかると思います。
夜の部は「熊谷陣屋」「二人椀久」「大富豪同心」の3幕。玉三郎様も仁左衛門様も出ていない歌舞伎は久しぶりでした。それなりに楽しむつもりでしたが、雨の日は眠くて仕方がない私の頭の中は耐えられませんでした。「熊谷陣屋」と「二人椀久」は7割寝てしまいました。役者さんからも私のことが良く見える席だったのに申し訳なかったです。
大富豪同心
NHK-BSでテレビドラマにもなっている「大富豪同心」が、そのまま主演を中村隼人に歌舞伎座に初登場です。と言っても、私はテレビの「大富豪同心」をまだ視たことがありません。
刃物を見ると気絶するほど頼りない放蕩三昧の卯之吉は江戸に呼び寄せられた将軍の弟・幸千代と瓜二つだった。そこから起こるカン違いとドタバタで大いに笑わせてくれました。
テレビでは一人二役は個性の違いを演技すればよいですが、舞台では早変わりと言う見どころもありますね。眠気も収まり、元々のストーリーを知らなくても楽しめました。最後はミュージカルのカーテンコールのように全員出てきて踊ってくれました。あれはテレビでもしているんでしょうか?
お正月らしい華やかな舞台でした。私としては新悟さんの凛々しい将軍姿、巳之助さんの怪演が楽しかったです。最高齢の寿猿さんの声が張りがあって素晴らしかったことも、新年早々嬉しかったことでした。
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