2年連続ドタキャンされた話

大富豪同心キャンセル

大富豪同心の記者会見
1月の歌舞伎座に行く予定はありませんでした。ところが「大富豪同心」のTVシリーズの大ファンの友人(私より20歳年上)が「一緒に行って!」と言うので、「まあ、いいかな」程度の気持ちでチケットを手配しました。仁左玉コンビの出演公演の時と違い、3列目中央とかなり良い席が取れました。ちなみに私は「大富豪同心」のテレビ放送を一度も視たことはありません。

ところが3日前の夜になって突然、その友人が「歌舞伎キャンセル~。叔父が亡くなってお通夜なの~」と言ってきました。リセールに出したかったのですが、時間がありません。また、観劇の当日、歌舞伎座地下の切符取引機で発券する予定でしたので、チケット自体が手元にありませんでしたから、券面の画像が必須のリセールに出すことは不可能でした。

悩んでいる女性のイラスト
え~!またですか?

実は、去年2月にもその友人がスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」に行きたいと言うので、お付き合いすることにしていたのですが、2日前に骨折してしまったとドタキャンされたのでした。

私は歌舞伎のファンですが、スーパー歌舞伎には当初から興味がなく、一度も観たことがありませんでした。それでも、せっかく友人が見たいというのだから1回くらいは観てみようと思って行くことにしていたのでした。

友人が行けなくなったことで途端にモチベーションがゼロになってしまいました。この時はチケット自体は手元にありましたが、直前すぎて発送しても間に合いそうにないため、リセールに出すことができませんでした。

骨折で大変な思いをしている人にチケット代を請求するのも気が引けたので、お見舞い代だと思ってお金の話はしませんでした。本人はキャンセルできたと思っている様子で、その後会った時も、チケット代に関する確認はありませんでした。

そのせいか?今回も「キャンセル~~」と気軽に言ってきたのでびっくりしました。私としても、キャンセルできないからと言ってお通夜や葬儀を気にしながらの友人に無理に来てもらうのも気分がよくありません。チケットがキャンセルできないということは前回も今回も言ったのですが、毎回「誰かお友達で行ける人を探して楽しんできてね~」と言われました。

チケットのイラスト
今回も私自身があまり行く気になっていなかった演目、出演者です。歌舞伎を観る友人自体が元々少ないうえ、急遽18000円も出してくれる人はそう簡単に見つかりません。しかもお正月休みで帰省中の人もいる状態でした。妹にチケット代はいらないから一緒に行こうと誘っていましたが、インフルエンザに罹ってしまい行くことができませんでした。

本人は私が他の友人と見に行ったと思い込んでいるので、何も言ってこなければ請求はしないつもりです。ご不幸があったのは本人のせいではないし、お布施としては高額ですが、私自身が納得するしかありません。

教訓を得ました

2年連続のドタキャン。骨折にご不幸。理由は仕方がないとしても、私自身が興味がなかった舞台を2倍の値段支払って観に行くことになりました。なかなか抜けないモヤモヤした気分を新たな教訓を得ることで吹き飛ばすしかありません。

①興味がなければ一緒に行くのは断る
②もしチケットをとってあげたら、早めに引き換えてお金をもらってしまう
③後のことは気にしない

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