涼しく美味しい赤城山

赤城神社拝殿
涼を求めて

毎日の暑さに耐えかねて少しでも涼しい場所に行きたいと誰もが思いますよね。先日、友人とのドライブで行ってみたのは赤城山でした。春にツアー添乗で「赤城南面千本桜」という観光に行き、印象深かったからです。

赤城山に行く前は全開の投稿の群馬県庁でランチをしましたので、そちらもご覧ください。

標高1828mの赤城山には大沼と呼ばれる水辺に建つ赤城神社があります。大沼の水面標高が1300mほどですので標高が上がれば少しは涼しいかも、と期待しました。

赤城神社手水舎
いろは坂並みのくねくね道

群馬県庁でのランチを終えて、いよいよ赤城山へ。市街地を抜けると畑や自然が多くなり、ゆっくりと山に登っていくのがわかります。途中にはそば街道と呼ばれる一帯があり、店によっては大行列ができていました。

本格的な山道に入ると結構なクネクネ道でした。ドライブの方は、充分気をつけてお出かけください。前橋市街地から約1時間です。赤城インターからも約1時間です。前橋駅から路線バスで約70分です。

大沼に着くと湖畔に土産店や飲食店が数店集まった場所が見えますが、さらに進むと赤城神社の駐車場に到着です。駐車場は神社の社の裏手にあり無料です。社務所にはたくさんの種類の御守り、お札が販売されています。ここではオーバーツーリズムはありませんでしたが、やはり外国人の姿はありました。

現在の社殿は1970年に建てられたもので、社殿の赤は塗り替えられたばかりなのか、かなりきれいに見えました。古くからの山岳信仰はもちろん、特に女性の願いにご利益があるということが知られています。

赤城大沼
何より嬉しかったこと

赤城神社に行って何より嬉しかったこと、おススメしたい理由は何と言っても「涼しい」です。駐車場で車のドアを開けたとたん、「涼し~~~」と、声をあげてしまいました。

この日の前橋市内の最高気温が33℃でしたが、赤城神社のある大沼エリアは何と21℃でした。しかも、湿気がないのでさらに爽やかでした。あと数週間、ずっとここに居たいと思ってしまうほどでした。

通常、気温は100m標高が上がると0.6℃下がると言われます。前橋からの標高差が1000mとしても気温6~7℃しか下がらないはずです。この日は曇りがちだったことも幸いしたのかもしれませんが、10℃以上の差がありました。しかも湿度が低く快適そのものでした。嬉しい誤算に私たちは「来てよかったね~」と大喜びでした。

とうもろこしが有名
焼きとうもろこし

ツアー添乗の仕事ではないので、何も調べずに行きましたが、往路でそば店をたくさん見て「そばが有名なんだね」ということがわかりました。

もうひとつ有名なのはとうもろこしでした。トウモロコシ畑が左右に見えてきた時にすでに気付きましたが、赤城山の麓に入ると今度はとうもろこしの販売所も目に入ってきました。

行く時は素通りしましたが、山からの帰りには寄ってしまいました。焼きとうもろこしは350円でしたが、店頭販売しているとうもろこしは5本で500円と格安でした。早速家で茹でて食べましたが、味がしっかりしていて大変美味しかったです。

涼を求めての赤城へのドライブは収穫の多い1日でした。

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