玉三郎様の幼少期の写真

蒲郡の海辺に 

海辺の文学記念館外観
愛知県の蒲郡市に竹島という小さな島があります。本土とは約400mの橋でつながっているので気軽に徒歩で渡ることができます。

橋の手前には1997年に建てられた「海辺の文学記念館」という小さな和洋折衷の建物があります。

海辺の文学記念館は、大正時代から昭和初期までにあった旅館「常盤館」の趣を再現したもので、同時代に建築された診療所を
蒲郡常盤館

保全したものです。蒲郡は当時から東海地方屈指の保養地でした。現在でも蒲郡クラシックホテルや水族館などがあり、観光客で賑わっています。

旧常盤館からの眺めは格別なのもので、多くの文豪たちに愛されたといいます。菊池寛、志賀直哉、谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫などが滞在し、作品やエピソードを残しました。

海辺の文学記念館館内
こじんまりした館内では、当時のホテルにあった素晴らしい彫刻の額や常盤館が登場する文学作品の数々、当時使用されていたインテリア等が展示されています。中では靴を脱いでスリッパに履き替えて見学します。入館料は無料です。

希望すれば喫茶コーナーで抹茶(菓子付き)300円やコーヒー(500円)を楽しむことができます。敷地内の別棟にトイレの設備もあります。

坂東玉三郎の写真集
ショーケースの一角に

館内のショーケースの中に歌舞伎役者、坂東玉三郎の写真集が飾られています。ガラス越しの写真のため反射で見えずらいと思いますが、篠山紀信氏の撮影の写真集です。

幼少期の坂東玉三郎の写真
その奥にあるのが坂東玉三郎ノ幼少期の写真なのです。他の媒体で見たことがある幼少期の写真とはまた違う写真でした。雑誌で昔の思い出を語った時に掲載された写真のようです。

家族旅行で蒲郡に来た時の写真が載っており、大変珍しいものではないでしょうか?何となく頭の形が「それらしい」雰囲気は感じますね。

私があまりにも反応するので、スタッフの方が「写真いいですよ」と声をかけて下さいました。

わざわざこの写真のために行くことはないかもしれませんが、蒲郡にお出かけの際は、忘れずに見に行ってくださいね。以前「ウユニ塩湖?日本です」で蒲郡がウユニ塩湖のように見える景色を紹介したガマニ塩湖の投稿もご覧になって下さい。

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