映画「オペラ座の怪人」に没入

オペラ座の怪人のジェラルド・バトラー
映画「オペラ座の怪人」

映画「オペラ座の怪人」を初めて映画館で観てきました。公開20周年記念に、新たな映像処理をして4Kデジタルリマスター版として公開されたのです。私と「オペラ座の怪人」の出会いは以前の投稿「オペラ座の怪人に遭った!」でお知らせしたとおりです。私としては、ファントムに会ったと今も信じています。

歌舞伎ばかりでミュージカルにまったく興味がなかった私が、ヒマつぶしの機内エンターテイメントで映画「オペラ座の怪人」を視てすっかりハマってしまいました。1回目でラストシーンに号泣し、長いフライトの間に3回も繰り返し視てしまいました。この時すでに映画館での上映は終わっていましたので、今回初めて映画館の大画面で見たということになります。

ロンドンのハーマジェスティシアター
「オペラ座の怪人」を追って

ニューヨークやロンドンのツアー添乗でミュージカルを観ることがあり、嬉しくもほとんどが「オペラ座の怪人」でした。それだけでは足りず、プライベートでもミュージカル「オペラ座の怪人」を見るために旅行をすることもありました。映画と舞台は違いますが、どちらにも魅了されてしまいました。今までに海外では15回くらい観てきたと思います。

国内では東京と大阪で1回づつ観ているのですが、残念ながら満足できるものではありませんでした。役者さんたちというよりは、演出の微妙な違いとスケール感のなさにがっかりしてしまいました。もう見ることはないと思います。
オペラ座の怪人のDVD

自宅ではCD、DVDを持っているので、時折見返して楽しんでいます。DVDは1万円近くするコレクターズエディションです。また、ロンドンで行われた25周年記念公演のDVDもあります。続編ともいえる「Love Never Dies」のDVDももちろん持っています。

大きな画面で

今回、大きなスクリーンで初めて見てみて大満足でした。まずメインキャストが素晴らしいです。ファントムに魅入られるイノセントなクリスティーン、時に熱血漢のイケメン・ラウル、そして男の色気がダダ漏れのファントム。ファントムに操られるようにウットリとするクリスティーンに感情移入してしまいました。舞台と違って、ファントムのロック系のシャウトを思わせる歌い方も個性があってセクシーです。
オペラ座の怪人のシャンデリア
映画では、舞台上では描き切れない細かな部分のシーンもあり、私がそうだったように初心者に良いのではないでしょうか?

シャンデリアのシーンも、舞台ではあそこまで大きくないし、実際には落とせないので、映画館の大きな画面の中で揺れるシャンデリアは大迫力でした。また、オペラ座の劇場の緞帳などの赤も色が大変きれいだったことが印象的でした。

音楽は当然、映像もキャストも言うことなしの大満足で、すっかり没入体験してきました。
続編にあたる「Love Nener Dies」の上演が来年1月に決まりました。「オペラ座の怪人」と違い、こちらは日本人キャストでも大満足の舞台でした。今から全キャストを見に行こうと張りきっています。

コメント