俳優祭が復活です
歌舞伎座の下にある木挽町広場に寄ったら、俳優祭のチラシを見つけました。チラシの裏面には、出演予定の俳優さんの名前が100人ほど、ずら~と並んでいます。
日本俳優協会が主催ですので、歌舞伎役者だけでなく、新派の俳優も出演します。水谷八重子さんや、波野久里子さんの名前もあります。
そういえばコロナ禍を挟んで、ずっと開催されていませんでした。今回は国立劇場の建て替えを前に、9月からのさよなら公演のひとつとして、国立劇場が会場になるようです。
俳優祭は9月28日。昼の部12時開演と夜の部17時開演があり、チケットの発売は9月7日正午です。争奪戦間違いなしのプレミアチケットになりますね。
俳優祭と言えば、普段と違う配役や、演目が上演されることが魅力です。女形と立役が入れ替わってみたり、大御所が端役で出たり、面白おかしい話の筋にしたりと、楽しませる工夫が見られます。今回は、「菅原伝授手習鑑」から始まりますが、配役はまだ発表されていません。だれがどんな役をするのか今から楽しみですね。
過去の俳優祭では
過去の俳優祭について調べてみました。まず会場が、歌舞伎座や国立劇場ばかりではなく、ホテルニューオータニ、椿山荘、東京体育館などという年もあったようです。
演目としては、「オペラ座の怪人」や、「白雪姫」「かぐや姫」をモチーフにしたものもありました。テレビニュースで当時見た記憶がありました。過去の資料を調べていたら、「カンクロちゃん」や「三津五郎さん」の名前も出て来て、懐かしくて涙が出そうになりました。
今年亡くなった「私の左團ちゃん」、市川左團次さんも、普段は重厚な敵役等が多いのですが、このようなイベントではお茶目な性格全開で、お客様を楽しませてくれていました。せっかく俳優祭が復活したのに、左團ちゃんの不在はあまりにも寂しすぎますね。
模擬店も楽しみです
プログラムの中には「模擬店」もあります。俳優さんが、商品を販売したりするので、普段よりも近く、素顔の表情を見ることができますね。人気の俳優さんの前には長い列ができますが、それぞれファンにとっては忘れられない思い出になることでしょう。
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