トイレの貼り紙

インバウンドの増加と共に 

注意書きの張り紙
コロナによる入国制限緩和により、有名観光地には以前の賑わいが戻ってきました。

駐車場の観光バスを見ると、半数以上はインバウンドの団体用バスということも珍しくなくなりました。

コロナ前には、観光地のトイレはゴミが山積みになり、臭気も漂い、利用はもちろん、出来るだけ近づきたくないというレベルのトイレもありました。

最近、人気の観光地に行ったらトイレがゴミがなく、だいぶきれいなまま保たれていることに気付きました。しかし、その代わりに増えたものがありました。

改善されて良かったけれど

注意書きの張り紙
それは、トイレの洗面台の前のミラーにあった何枚もの張り紙です。邪魔だし、気になってまともに髪も直せません。

個室に行く途中の壁にも張り紙がありました。
さらに個室に入っても、張り紙が。。。「これでもか」というしつこさです。

でも、これくらいやらないときれいにならないのです。このおかげか、個室の中にあった山積みのゴミがほぼ無くなっていたのです。

それでも改善されなかったこと

国人観光客が増えたと実感する場所という投稿にも書きましたが、改善されなかったこともあるのです。
注意書きの張り紙

こんなにしつこくゴミを持ち帰るように、ゴミ箱は無いと注意書きはされましたが、日本人と外国人の一番の差は、ハンカチを持っているかどうかということではないのでしょうか?

この観光地のトイレでも、洗面台が海のようにビショビショでした。シンクのスペース横に荷物を置いて手を洗いたかったのですが、まったく荷物を置けるような状態ではありませんでした。

手を洗ったのはいいけれど、ペーパータオルなどが完備されている外国のトイレと比べると、日本の観光地のトイレにはペーパータオルがほぼありません。これはハンカチを持つ習慣のある日本人にとって、それほど不自由はないことです。でも、外国人にとっては困ることだからではないでしょうか?

結果的に、洗った手をその場でフリフリして乾かすので、洗面台がビショビショになってしまったようです。ゴミは減ったのに、まだまだ課題は残ります。

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