ひとりディズニーワールド

カリブ海クルーズの後は？

カリブ海クルーズのツアーでは、午前中に船を降りてから、翌日の帰国までにディズニーワールドに行くのが定番でした。

ホテルにも宿泊するのですが、チェックインできる夕方までの時間稼ぎといったところです。

ツアーは年配者が多いため、絶叫マシンのある所より、万博のように各国のパビリオンがあるエプコットにご案内するのが定番でした。そこで起きた事件についてはパスポートを失くした人々➂ミッキーマウスと共にの投稿で紹介しています。

さて、入場した後は各自回っていただくので、私も一人でブラブラする時間になります。フロリダの気候は時期によっては大変つらいこともありました。

ひとりで来たの？

暑い日差しを避けて、空調の効いた、映像を視るパビリオンに入って寛いでいた時のことです。

隣に座っていた年配のアメリカ人の女性が、私を見て言いました。

「ご両親は？」「？？」

「ひとり？」「？？」

「家族とはぐれたの？」「？？」

私の隣には誰もいませんでした。まるで小学生に掛けるような言葉が、あきらかに私に向かって投げかけられたのです。

「あ、旅行会社のコンダクターです。ただ時間を潰しています」あわてて答えました。

それにしても私を何だと思ったのでしょう？日本人が若く見えることはわかっています。しかし、その時の私は若くもないし身長も高めです。薄手ながらも仕事用のジャケットも羽織っていたのです。なぜ迷子を心配するような言葉をかけてきたのでしょうか？今でも不思議です。

私のディズニーワールドの一番の思い出はこんな話です。