皇后雅子様について
写真はトランプ前大統領来日時の画像です。ニュースでは、「メラニア夫人と通訳なしで会話をされました」とアナウンサーが原稿を読むのです。
なぜ?「通訳なし」を強調するのでしょう。幼少期から海外生活を経験し、ハーバード大学を卒業し、外務省に入ってからはオックスフォード大学にも通われた学歴の持ち主が、込み入った外交交渉でもないのに、いちいち通訳を介して話す必要がありません。ましてや、外務省時代は自身が外交交渉の通訳をすることもあったことでしょう。せっかく用意した通訳を無視したという批判でもなさそうです。
英語ができることは特別?
大学時代は英語の教科書の和訳をしたり、試験問題の範囲をバッチリ当てて、友人達の単位取得に大いに役に立ったと言われましたし、私が英語が得意だということを多くの同級生が知っていたからです。
私がどのように英語を勉強していったかは、日本人の質問⑤英語の上達法~私の勉強法~で紹介しています。社会学部の学生にしては英語を常に意識していたと思いますし、学生時代は添乗員になるなんて思ってもいませんでしたが、将来海外旅行に行きたいという憧れは持っていました。私程度の学力、環境でも、ちょっと頑張れば日常会話程度の英語は話せるようになるのです。
失礼なのでは?
つい先日も、佳子様が外国人の代表団と「通訳を介さずに」歓談をしたというニュースがありました。佳子様は英語で授業をする国際基督教大学(ICU)を卒業後、イギリスにも留学しています。代表団といちいち通訳が必要なほどの難しい会話をするとも思えません。
更に写真にもあるように、手話でさえしっかりとこなしているではありませんか。
皇室の方のように、イギリス留学を経ていると知られている方に対して、いつまで「通訳抜きで」と報道するつもりなのでしょうか?かえって失礼なのでは、と私は考えてしまいます。
こういう報道をしているマスコミは最先端なようで、実は一番「遅れている」業界のひとつだと感じます。
コメント
コメントを投稿
コメントありがとうございます!