バイキング?ハイハイ、そうですか
添乗員の私にとっても最初は同じでした。しかし慣れとは怖いもので、以前の投稿「機内食を食べ終えたら」で飛行機の機内食が苦痛になったと書いたように、ホテルの食事、特にバイキングにはテンションが上がらなくなってしまいました。
美味しい料理をいただくのは嬉しいのです。どのホテルも工夫を凝らした多くの料理をたくさん並べています。それでもおおよそ想像の範囲なので「ハイハイ、そうですか」という感想になってしまうのです。
そのバイキングで、久々にテンションが上がったホテルがありました。
あわら温泉 グランディア芳泉
「芦原」が読みずらいためか、近年は「あわら温泉」と表示されるようになりました。福井県を代表する温泉地です。
ツアーのお客さまは「別邸 個止風気亭」(ことぶきてい)にて部屋食での懐石料理を、私は本館で一般のお客様同様、バイキング会場での食事でした。いつもの通り、「お腹が空いたから何か食べよう」という程度の気持ちでレストランに向かいました。
テンション上がりました
料理長はJALファーストクラスの機内食の監修を務めたことがあり、他の料理人やパティシエも、各コンテストで入賞を重ねている方々ということです。
お寿司はどのバイキングにも必ずありますが、イカとサーモンだけで「ごまかしている感」を感じることが多いなか、グランディア芳泉ではバイキングの寿司にもきちんとした素材を提供していました。
バイキングというと「落ち着かない」イメージがありますね。このレストランでは仕切りのある半個室タイプのテーブルになっていましたので、家族連れの子供のいるテーブルと隣になっても、ある程度落ち着いて食事ができたのが有難かったです。
最後の写真は、私が当日いただいた料理の一部です。これだけでも、色や盛り付けの美しさがお分かりいただけることと思います。
あれこれとさすがに取り過ぎてしまい、最後は苦しみながらの完食でした。
ホテルでバイキングの豪華さを売りにしているホテルは多くあるようです。ツアーでは高級ホテルに宿泊することが多いため、懐石料理やフレンチを売りにしていることが多いため、バイキングではないことも多いのです。
久しぶりにバイキングを満喫できたホテルのご紹介でした。
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