旅館の布団はどうしていますか?

 旅館の布団はどうしていますか?
布団で寝ているうさぎのイラスト

前回は機内食を食べ終わった後についての投稿をしました。

似たようなことになりますが、最近ネットで話題になったのが、「旅館の布団はたたまないで下さい」という従業員の方の投稿です。

起床した後は布団が敷いてあると邪魔になるので、たたんで部屋の隅に片付ける人も多いのではないでしょうか?それが礼儀で、良いことをしたと考えている人も多いことでしょう。

ホテルによっては、宿泊客が朝食を食べに食堂に行っている間に布団をたたみに来ることもあります。でも、よほどの高級旅館でもない限り、昨今はその対応も難しいです。

当然、私たちがチェックアウトした後にお掃除の方が片付けます。その時に、布団の中に忘れ物がないかどうかという確認もしているそうです。
また、シーツや枕カバーを外しますので、たたんでしまうと再度広げなければなりません。
そこで旅館の方が「布団はそのままでお願いします」という投稿をしたようです。

部屋をきれいに使う日本人

遅めのチェックアウトでホテルの廊下を歩いていると、掃除している部屋のドアが開いていて中が見えることがあります。特に海外だと、日本人が滞在した部屋と外国人が滞在した部屋をかなりの確率で当てられるような気がします。

日本人の滞在した部屋、はベッドの上の布団が再度きれいに戻されていることが多いです。外国人の宿泊した部屋は、布団はもちろん、タオルも床に落ちていたり、ルームサービスの食器が床に置いてあったり(転がっていたり)します。

以前、世界のホテルにアンケートした資料で、日本人が一番部屋をきれいに使うという結果になったそうです。

バスでも

世界中の観光バスのドライバーさんからも、日本人はバスをきれいに使うというイメージがあるようです。

「日本人が1日乗っても、5分で掃除が終わる」けれど、「ある国の乗客だと、空港からホテルに送っただけなのに、掃除に2時間かかる」と話してくれたドライバーもいました。
ある国がどこの国のことか?は聞きませんでしたが、日本人に良いイメージを持ってくれていることはよくわかりました。

立つ鳥跡を濁さずという言葉通り、日本の方は汚れていても仕方がない場所でも、自分のできる範囲できれいにしようとします。サッカーの試合後にゴミ拾いをして世界の称賛を浴びたことも記憶に新しいですね。

ただ、旅館の布団に関しては、掃除係の方の投稿を思い出して、そのままにしておくように心がけたいものですね。

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