下町散策・門前仲町①富岡八幡宮

 門前仲町に行ってきました

富岡八幡宮
月島にもんじゃ焼きを食べに行ったことはありましたが、門前仲町に足を運んだことがありませんでした。今回は門前仲町へ「ぶらり下町散歩」に行ってみました。

門前仲町とは?
現在は江東区ですが、深川と言った方が風情がありますね。
永代寺(明治に廃止→現在の深川公園)、深川不動、富岡八幡宮などの門前町として17世紀半ばから町が形成されました。1969年からは住居表示が深川門前仲町から現在の門前仲町になりました。
アクセス
東京メトロと都営地下鉄の「門前仲町」駅を出ると商店街。名所と言われる場所は徒歩圏内です。
富岡八幡宮の相撲の記念碑

まずは富岡八幡宮
寛永4年(1627年)、当時永代島と呼ばれていた現在地に、6万坪の私有地を得て建造された江戸最大の八幡様。徳川の手厚い保護を受け、明治維新の時にも朝廷の祭社の指定を受け、人々の変わらぬ信仰を集めてきました。
富岡八幡宮の相撲の記念碑
1684年から約100年間は相撲の本場所が春・秋2回行われ、後に本所回向院に移るまで続き、現在の大相撲の基礎となりました。このため境内各所に相撲にまつわる記念碑があります。
伊能忠敬が近所に住んでいたともあり、大きな記念碑があります。

境内奥には、本数は少ないですが朱塗りの鳥居が並ぶ一角があり、涼しげに鯉が泳ぐ池もあります。

富岡八幡宮で一番驚いたことは、所蔵する神輿の大きさと豪華さです。高さ4m以上、重さ4.5t。
神輿自体の大きさはもちろん、てっぺんの鳳凰の大きさも、今まで全国各地で神輿を見ましたが、群を抜く大きさです。
装飾にも惜しげなくダイヤモンドなどの宝石が散りばめられ、まさに豪華絢爛神輿の代表です。
この華麗な神輿が、「江戸三大祭」のひとつ富岡八幡宮の例祭、別名「深川八幡祭り」の主役です。
すでに400年以上続く祭りで、担ぎ手にお浄めとして水をかける「水かけ祭り」としても知られています。

3年に一度の2020年の本祭がコロナ禍で2021年に延期になり、再度2021年も中止になりました。次の本祭は2023年8月に決まったようです。
この時までには安心してお祀りができるようになると良いですね。

💬次回は続けて門前仲町散策~深川不動堂と深川めし~をご紹介します。

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