東京ジャーミィに行ってみた

東京ジャーミィ
ジャーミイって?

先日珍しく代々木に行く用事があり、以前から行ってみたかった東京ジャーミイに立ち寄ってみました。

ジャーミイとはイスラム教のモスクのことです。トルコ語で「人々が集まるところ」という意味があるそうです。イスタンブールにある有名なブルーモスクは実は通称で、トルコでは「スルタン・アフメット・ジャーミイ」と言います。

東京ジャーミィは日本最大のトルコ系イスラム教のモスクで、東京モスクや代々木モスクとも呼ばれています。現在の建物は2000年に竣工したものです。

代々木上原駅から徒歩5分程の場所にあり、見学、入場は無料。定休日もありません。5名以上の団体の場合は予約が必要です。土、日、祝日(金曜日は除く)には14:30から日本語での無料のガイドツアーが行われています。こちらも予約不要です。

東京ジャーミィ内部
建物1階はトルコ文化センタ―になっていて、書籍を中心とした売店があります。階段で2階の礼拝堂に行くこともできます。

2階がモスクの入口。外階段からもアクセスできます。靴を脱いで入ると、女性用に頭にかぶるスカーフが用意されています。実はトルコでは、女性のスカーフ着用は思っているほど厳しくありませんが、せっかくなので使用してみましょう。イラストでかぶり方が示されています。肌を露出する服装も避けましょう。ロングスカートも用意されています。

3階は女性専用の礼拝所です。イスラム教では同じモスクの中でも男女はが別々に礼拝します。

美しい内装にうっとり

ツアー添乗だけでなく、プライベートでもトルコをはじめとしてイスラム教の国々に行ったことがあります。その国の代表的なモスクを観光するので、それらと比べてしまうと規模的にはかないませんが、東京ジャーミイも充分美しかったです。

壁のタイル、窓のステンドグラス、華やかな照明、装飾文字のカリグラフ、ドームの装飾。どれも私をうっとりさせてくれました。アジアで最も美しいモスクとも言われています。

東京ジャーミィ内部
2枚目の写真は礼拝堂内のミヒラブ(メッカの方向を示す窪み)や説教壇を中心に撮りました。その後、上の階へのらせん階段を上がり女性専用の礼拝所へ。らせん階段は狭くて少々怖かったです。

3枚目の写真は上の階の女性用礼拝所から撮ったものです。いわゆるベランダのようになっており、礼拝所の空間としては同じ場所なのです。

時間や曜日(特に金曜日)によっては実際に礼拝に来ている人がいると思いますので、そのようなときは撮影に配慮が必要ですね。

ザクロソース
隣のハラールマーケットで

私がトルコに行った時に必ず買うものがあります。ザクロのソースです。良く知られたものでは、バルサミコ酢に似ていると思います。甘酸っぱい味で、ヨーグルトに入れたり、ドレッシングにしたり、薄めてジュースとして飲むこともあります。ステーキソースにしても美味しいです。

このザクロのソースは、トルコのスーパーなどでは気軽に買えるものなのですが、日本ではなかなか売っていないのです。かなり探したのですが、日本でザクロソースを見つけることは今までできなかったのです。

東京ジャーミイの隣のハラールマーケットでは数種類販売していました。嬉しくなって早速1本買ってしまいました。1600円位でした。トルコではすごく安いのですが、仕方がありませんね。

トルコではイチジクをよく食べるようで、販売しているジャムの中には当たり前にイチジクのジャムがありました。サクランボも日本より気軽に食べるフルーツで、サクランボのジュースやジャムも販売されています。もちろんトルコのお菓子ロクムも売っていますよ。

機会を見つけて異文化に触れに行ってみて下さい。

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