きのこ杉の寺

山形の古刹

總光寺山門
山形県の酒田市の郊外に總光寺という古い寺があります。

酒田駅から車で30分程。無料駐車場があります。拝観料は500円。12月~3月は休観のようですので、ご注意ください。この間でもご朱印はいただけるようです。

開山は1384年。立派な山門は1811年に落成しました。本堂内では豪華で勇壮な欄間の彫刻が見られます。

總光寺庭園
本堂の裏手には蓬莱園と呼ばれる庭園があります。池、泉、築山を配し、滝を落として禅宗の寺にふさわしい静寂の美を漂わせています。

有名なのはきのこ杉

山門に向かって伸びる長さ100メートルほどの参道には、きのこのような形をした土湯杉が120本ほど植えられ、1956(昭和31)年に県の史跡名勝天然記念物にも指定されています。

總光寺きのこ杉
江戸時代の初め、1615〜1623(元和年間)に植樹されたといわれ、およそ350年の歳月を生きています。

歴代の住職の手により美しいきのこ形の景観をつくり出してきたものです。

駐車場から山門へ続く道の両側にありますので、拝観できない期間でも、きのこ杉はご覧になれます。

何とも印象的な姿ですね。機会があればお訪ねください。

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