「劇場版 孤独のグルメ」(ちょっと訂正)

年末にハマった

劇場版孤独のグルメの1シーン
年末に初めて視てすっかりはまってしまった番組がありました。「孤独のグルメ」です。番組自体は聞いたことがありましたが、視たことはありませんでした。

俳優の松重豊さんが「井之頭五郎」という輸入雑貨商の主人公を演じています。顧客の要望に応じて色々な場所に出かけ、お腹が空くと「腹が減った、店を探そう」と近所の飲食店に入り食事をするという、なんともシンプルなストーリーです。漫画が原作で、番組自体がすでに10年以上続いていることも初めて知りました。

新年に公開される「劇場版孤独のグルメ」の宣伝のためでしょう、「孤独のグルメ・一気見」といったような番組が年末に放送されていました。初めて視た時に出てきた店が、時折行く地域の店だったため、「あのあたりの店だ!」とついつい見入ってしまったのでした。

出てくる店は決して有名店でも高価な店でもありません。それでも「五郎さん」が美味しそうにモリモリ食べながら、モノローグの声で、メニュー選び、出てくるまでの期待感、食べながらの感想が語られます。

劇場版 孤独のグルメ

1月10日に用事があり、近所のショッピングモールに出かけました。そこにはシネコンもああり、前を通ると30分程で「劇場版 孤独のグルメ」が始まる予定になっていました。ちょうど時間もあるし、せっかくだから観てみることにしました。この日が映画公開初日でした。

オニオングラタンスープ
まずはパリに行く飛行機機内のシーン。機内食を選ぶのに時間がかかりすぎ、シートベルトサインでサービス中止になってしまうところから笑えました。しかもその後爆睡して何も食べずにパリに着いてしまったところも五郎さんらしくなく、おもしろかったです。

パリに着くとタクシーを降り、トロカデロ広場という場所からエッフェル塔を背景に「腹が減った、店を探そう」が始まります。店を探しているシーンでは、絵になる狭い階段を上がっているのですが、少なくとも数キロは歩いて行っているのです。私には「モンマルトルあたり」と判りました。タクシーを降りた場所と、トロカデロ広場と、レストランを探すシーンの場所が、歩いて行くには「ちょっと離れすぎじゃない?」といった距離感でした。

そんなパリの何気なく見つけた店で、五郎さんが食べたオニオングラタンスープがとにかく美味しそうでした。海外でも、日本でも何度か食べたことがあるメニューですが、五郎さんが食べるとひときわ美味しそうでした。映画に出てくる店を検索してみましたが結局わかりませんでした。あのスープがのこの店の物か、映画のエンドロールをしっかり見ておけばよかったと後悔しています。結局、今回の映画では店は架空のものということでした。

その後、パリのレストランが判りました。レストランに行く前に五郎さんが狭い階段を上がっていたので、モンマルトルエリアにあるとは思っていました。店の名は「Le Bouclard」(ル・ブークラッド)です。
モンマルトル墓地の近くにあります。
住所は 1 Rue Cavallotti , 75018 です。

映画では入口の「B」の字の印象しかなかったので、「B」という店だと思っていました。よく見ると、画像の窓に店名が入っていたようです。美味しそうなオニオングラタンスープも名物料理のようです。いつか行く機会があれば行ってみたいですね。

パリの次は私の大好きな五島列島に舞台が移りました。その後は色々あって韓国、東京都続きます。映画なので食事よりもストーリーが中心ですが、充分楽しんでみることができました。

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