べスポジはここ!「柏崎花火大会」

柏崎祇園祭とは?

柏崎海上大花火大会
祇園祭は平安時代に京都の八坂神社で始まったものです。疫病を鎮め、災害から人々を守るための儀式として、各地で地域の文化や歴史に根差した独自の形式をとりながら広がりました。調べたところ、日本中で「祇園祭」という名前のお祭りが70カ所以上で行われているようです。

柏崎の八坂神社では、疫病が流行するたびに神輿と奉納花火が打ち上げられていました。この神社の祭りと柏崎商工祭が一緒になり「ぎおん柏崎まつり」が1950年に始まりました。

華やかな海上花火

柏崎ぎおん祭
柏崎の八坂神社の祭自体は街中で行われているようで、通常の観光ツアーで見る機会はほとんどないと思います。祭のハイライトはやはり、華麗な海上大花火大会です。

新潟で全国的に有名な花火大会と言えば「長岡まつり大花火大会」ですね。私は大好きな花火大会ですが、何と言っても人や車が多く大渋滞は覚悟です。過去には花火大会終了後に駐車場を出るだけで90分かかったこともありました。

ここ、柏崎の花火大会はそこまで混まないので、今回もほとんど渋滞らしい渋滞はありませんでした。途中の海岸沿いにも花火を見ようとする地元の方がポツリポツリと見えました。海の花火なので、障害物さえなければ色々な場所から楽しめるということがわかりました。

観光バス用の駐車場からも導線が確保され、しっかり誘導するスタッフの方もいて安心でした。ツアーなので観覧席のチケットも予約済みでしたから、イスに座ってゆっくりと見ることができました。

昼間の臨港八坂橋
たまたま見た場所がステキでした

花火大会が終わりに近づいたので、帰って来るツアーのお客様を迎えるためにバスの駐車場に向かっていた時のことでした。

花火大会が始まる前にも渡った鵜川河口にかかる臨海八坂橋を渡っていると、花火が海に反射しているのが見えました。案内放送や音楽も聞こえてきます。この橋は鵜川が海に流れ出る最後の橋で100m先が海と言っても良い地点です。40~50人位の人が花火を楽しんでしましたが、まったく「混雑」ではありませんでした。

「ココが一番」「ベストポジション
」と思える場所でした。有料観覧席はもちろん良いのですが、その周辺の無料の場所にも沢山の人がいました。それなりに障害物があったり、人をかき分けたりしながら、皆さん花火を楽しんでいる様子がわかりました。
海に映る花火のイメージ画像
最後の写真は柏崎の花火かはっきりしませんが、私が見たイメージに近いです。橋の上から障害物のない状態で花火本体だけでなく、海に映る様子もしっかり確認できて感動しました。

前述の通り、放送や音楽も聞こえていましたし、花火の迫力は有料観覧席となんら変わりのないものでした。花火大会中は車両規制がされて歩行者専用の場所なので、危険も感じません。

心配なトイレですが、この橋からすぐが有料観覧席のあるみなとまち海浜公園ですので、5分も歩けば公衆トイレがあります。トイレ自体は混雑しますが、その周辺に屋台も並び、ドリンク等も購入できますので便利です。

他にも良い場所はありそうですが、有料観覧席と変わらぬ迫力と、海に映る花火を堪能できる場所としてお勧めです。来年はレジャーシートを持ってプライベートで観に行きたいと思いました。

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