ノリタケの森とは?
ノリタケの森は、IR名古屋駅から徒歩約15分、地下鉄の最寄り駅「亀島駅」からは徒歩約5分の場所にあります。名古屋駅からは観光ルートを周る「メーグル」というバス運行しており、1乗車210円、1日券は500円です。敷地内の散策は自由にできますが、建物内にある施設は月曜日が定休日ですのでご注意下さい。
ノリタケは1904年創業以来この場所で食器を作り続けてきました。創立100周年の記念事業として、2001年にノリタケ本社敷地内に陶磁器に関する複合施設「ノリタケの森」がオープンしました。2021年にはすぐ隣にイオンモールも開業したので、市民の憩いの場として人気のスポットのようです。
敷地内には新しい施設と共に、「近代化産業遺産群」としての明治時代の赤レンガ建築が残されています。また、和初期に利用されていた煙突がオブジェとして残され、私たちの目を楽しませてくれます。敷地内をゆっくり散歩するのも良いですが、建物に入って見学や買い物、小休憩できるので、猛暑の夏や寒い冬に観光する場所として大変お勧めできるスポットです。
クラフトセンター・ノリタケミュージアム

1,2階のクラフトセンターでは、生地の製造から絵付けまでの製造工程を見学できます。実際の作業をしている職人さんの様子も見られ、大変興味深いです。別料金(2300円~)がかかりますが予約なしで絵付け体験もできますので、興味、時間に応じて楽しめますね。マグカップやプレートの絵付けは、夏休みの自由研究や絵日記の題材など、子供たちにも良いのではないでしょうか?
3,4階のノリタケミュージアムでは、創業当時から昭和期までのテーブルウエアを展示しています。ノリタケの歴史を彩る豪華なデザインや繊細な絵付けの食器がたくさんあり、写真撮影もできます。館内にはエレベーターもあるので、高齢の方でも無理なく見学ができます。
クラフトセンターの隣には、ウェルカムセンターがあります。こちらは無料見学ができます。入ってすぐの場所には映像コーナーがあり、約7分間でノリタケの歴史や事業について紹介しています。私が驚いたのは、食器だけだと思っていたノリタケの事業が、その技術を生かし、多くの工業製品を作っていたことです。
ショップのカフェで一息
ノリタケの商品を購入できるショップの建物もあります。テーブルウェアから、テーブル周りの小物まで、大きの商品を揃えています。希望すれば購入した商品のラッピングも無料でしていただけます。私は友人の誕生日が近いのでプレゼント用にマグカップを購入しましたが、簡易包装に慣れてしまった昨今では、用途を聞いてラッピングしていただけるのが有難かったです。
ショップ内には「カフェ グラン ヴェール」も併設されています。2種類のランチメニューは1500円ほど、軽食、スイーツもありますし、コーヒーが600円となっています。ノリタケのカップでのどを潤してみてはいかがでしょうか?
別棟には「レストラン キルン」があります。こちらは本格的なレストランです。ランチは3800円~7000円、アフタヌーンティーは平日で4500円、ディナーは10,000と15,000円のコースがあります。アフタヌーンティーとディナーは要予約で、利用者用の駐車場があります。ランチは予約不要のようですが、テーブルの確保を考えると予約をお勧めします。
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