富士山頂と同じ気温を体験できる?

富士山には行かないけれど 

富士山頂の気温体験イベントパネル
休日に友人とランチに行くことになりました。猛暑を避けるため、巨大ショッピングモールをチョイス。レストランは沢山ありますから、ブラブラしながら食べる店を探そうということになりました。

足元から噴水の出る広場では、幼い子供たちが顔も体もビショビショにしながらはしゃいだ声をあげていました。見守る親御さんたちも楽しそうです。

その傍らに「夏の富士山の最低気温を体感」という看板と共に四角い仮設テントのようなものがありました。人びとが列を作っていましたが、7~8組しか並んでいなかったのと、無料のイベントだったので早速並んでみました。実際の富士登山は経験も興味もない私にはハードルが高すぎますので、気軽に雰囲気だけでも体験できるのはありがたいと期待しました。

富士山頂の気温体験施設内部
少々違和感が

この施設は、約2m四方ほどの枠に保温性のある銀色のシートを被せた仮設のテントのような場所に1分ほど入り、富士山頂の気温を体験するというものでした。

暑い毎日なので楽しみだったのですが、私達の順番が近づいてくるにしたがい、少々違和感を感じることがありました。2、3組前から出てくる人たちの様子を見ていると、皆さん「寒かった~」というような感じがないのです。案内のパネルには「夏の富士山頂は気温6℃」とあったはずです。

いざ、内部へ

富士山頂の気温体験施設内部
いよいよ私たちの順番になりました。スタッフの方が入口のファスナーを開けて、「どうぞ」と中へ入れてくれました。「ん?やっぱり?」全然寒くありません。

天井近くにあるファンが音を立てて回っているのと、猛暑の外気がないのでその分は涼しいといえば涼しいのですが、「ウ~寒い」というイメージからはかなり遠いものでした。出入り口のある面以外の3方に富士山のイメージ写真のパネルが飾ってあり、気分だけでもといった努力は見えました。それ以外はシートの匂いなのかゴム臭さが勝っていて、「何だか臭いね」という感想になりました。
富士山頂の気温体験施設内部

タイミングの問題?

その直後にショッピングモール内に入りましたが、冷房の効いた館内の方が涼しく感じてしまいました。期待外れな結果となりましたが、猛暑の中、外で行ったイベントだったことや、多くの人が次々に体験したため、冷やしてあったものが温まり、冷える時間がなかったためと思います。

途中、システムメンテナンスの時間が30分程あったようなので、その直後ならもう少し寒く感じたのかもしれませんね。

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