お六&喜兵衛にしびれ、神田祭で号泣

四月大歌舞伎に行ってきました

今月も(当然)歌舞伎座に行ってきました。
夜の部は久々の「よっ、ご両人」でしたので、
はずすわけにはいきませんね。私の記憶では1年ぶりでしょうか?もっと頻繁にとお願いしたいところです。

まずは「於染久松色読販」。土手のお六と鬼門の喜兵衛の悪企みの部分の抜粋です。まあ、ストーリーはどうでもよいとまでは言いませんが、仁左玉が夫婦そろって「悪の権化」をいかに華やかに魅力的に演じられるかが見どころでしょう。

期待どおり、しびれるほどの悪の色気。私の大好きな仁左衛門様のすねもたっぷり拝めました。そして仁左衛門様と玉様の息の合ったお芝居を堪能しました。

二人が籠を担いで花道を去る姿に大きな拍手が送られました。

「神田祭」でなぜか号泣

次は華やかに「神田祭」が始まりました。こちらもご両人をフル満喫です。先に仁左衛門様、後から玉様が花道を進んできます。花道を進む玉様の粋な美しさが際立ちます。二人が舞台にそろって立った瞬間「ひゃ~」「ふぁ~」「ほ~」と、ため息とも悲鳴ともとれる声が客席から上がりました。

私にとっても見とれてしまうほどの二人の美しさだったのですが、ここで異常事態となりました。
涙が出て止まらないのです。泣けて泣けて仕方がありませんでした。あまりにステキ過ぎるのでしょう。二人と同じ空間にいることが幸せ過ぎるのでしょう。

後半は二人のイチャイチャをひたすら見せられるという場面。こちらまで幸せいっぱいになる、なんとも可愛らしくてステキな時でした。
花道を進む二人を会場全体が割れるような拍手送っています。

この間も私の涙は止まることはありませんでした。宝物のような時間でした。幸せ過ぎて私は死んでしまうのかと思うほどでした。まだ生きていますが。。。一幕見席でもう一度見ようかしら?

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