亀戸天神社の梅まつり

 亀戸天神社へ

亀戸天神社とスカイツリー
東の太宰府天満宮、または亀戸宰府天満宮と呼ばれていましたが、明治には亀戸神社、昭和になって現在の亀戸天神社と正式に名前が決まりました。亀戸天神だと勝手に思っていたので、今回調べたことで改めて知ることができました。

御祭神はもちろん菅原道真公「天神さま」です。元々この辺りに天神様を祀る小さな祠があったようですが、明暦の大火(1657年)後の復興開発序業のため、天神様を熱く信仰していた四代将軍家綱公により、現在の社地が寄進されました。現在では背景にスカイツリーがそびえ立ち、独特の風景を楽しむことができます。

東京の下町ですから、車で行ってもあまり周辺に駐車場は見当たりません。敷地の隣にわずかにそれらしい場所がありますが、公共交通機関を利用するよう、HPでも呼びかけられています。

JR亀戸駅から徒歩約15分。JR&地下鉄半蔵門線・錦糸町駅から徒歩約15分。半蔵門線・押上駅から徒歩約17分といった距離感でしょう。アップダウンはありませんので、天気が良い日なら散歩しながら行ける距離ですね。

梅まつり開催中

亀戸天神社の梅
天神様といえば梅の花ですね。遠く太宰府に左遷された菅原道真を慕って、京の都から大切にしていた梅の木が飛んできた「飛梅」という故事があまりにも有名ですね。このため、天満宮と名のつくところには、シンボルとしての梅林や梅の木があるのです。

毎年、梅が開花する時期には梅まつりが開催されています。今年は2月4日~3月3日です。天満社が近づくと、お祭りを知らせるのぼりが道路沿いに華やかに出ています。私が行った2月10日はまだ5部~6部咲きといったところでした。少々物足りなさも感じましたが、満開を狙ってお出かけになってみてはいかがでしょうか。写真は一番咲いて見える位置・赤い太鼓橋の上からの撮影です。この奥の社殿近くはほとんど咲いていませんでした。
しだれ梅

しだれ梅がきれいでした

梅と一口に言ってもたくさんの種類があります。木によっても名前がついていて、現地で確認いただけます。大まかに言うと、白梅、紅梅、紅しだれと言ったところでしょう。今回は特に境内の端に咲いているしだれ梅が華やかで大変きれいでした。

余談ですが、亀戸天神社の近くには「元祖くず餅」の舟橋屋本店があります。創業は200年以上前の老舗です。購入はもちろん、喫茶コーナーもありますので、ちょっとした休憩に良いですね。


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