ケンヒル版「オペラ座の怪人」を堪能

東急シアターオーブにて

ケンヒル版オペラ座の怪人
用事がないので、渋谷に行ったのは数年ぶりでした。ヒカリエにも、その中にあるシアター・オーブにも、もちろん初めて行きました。

シアターオーブは意外と大きく感じました。約2000席あるそうですが、新しい劇場だけあって、見やすさや音響も大変良いそうです。心配な女性用トイレは、入口と出口を分けて一方通行にしてあります。個室の数も多くスムーズに利用できました。

普段、芝居やコンサートに行った時に、今後の公演や催し物のチラシの厚い束が席に置かれてあるのを「邪魔!」と思ったことはありませんか?結果的にほとんどがゴミになるという気がします。今回はロビー内の入ったところに積まれてあり、欲しい人だけがもらえるようにしてありました。

ケンヒル版「オペラ座の怪人」

東急シアターオーブ
予習中「ケン・ヒル版 オペラ座の怪人」という投稿でも書いたように、有名なアンドリュー・ロイド・ウェバー(ALW)版の元となる作品です。メロディの所々に、ALWはここをモチーフにしたのかな?と感じる部分があり、意識しながら聞くとおもしろいです。

イギリスのカンパニーなので、上演はもちろん英語です。ステージの両端に字幕が出ますが、私の席(7列目中央)は前過ぎて、ステージから視線を外さないと、字幕が読めませんでした。上のステージ写真の通りなので、最前方の人はもっと大変だったのでは?と思いました。(客席での写真撮影は禁止です。これは後方のドアを出たところから撮影したので、スマホのカメラでかなりのズームを使用したためピンボケしています)

私は元々、字幕よりステージ上に集中したいという思いがあったので、昨年暮れからYou-Tubeで予習をしていました。2013年のステージを画面上の字幕付きで見ることができます。まずはストーリー、その後は英語のセリフをなるべく覚えるようにしました。また曲と歌詞の理解も同時に進めました。当日までにしっかり予習ができたので、字幕を見ることなく楽しむことができました。

キャストについて

ケンヒル版オペラ座の怪人ステージ写真
主役のファントムは大スターのベン・フォスター、ファウスト役にはテレビ番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」がデビューのきっかけになった、ポール・ポッツ、クリスティーン役にはニュージーランド人のタイラ・アレクサンダーです。

イメージと違うと感じたのことがあります。クリスティーンの体格が良くすぎて、あまり「無垢な可憐さ」を感じなかったことでしょうか?

プリマドンナのカルロッタに嫌味を言われているシーンでは、カルロッタよりだいぶ大きめなので、可哀そうな感じが出ませんでした。調べたところまだ20代前半ということでしたが、体のラインがはっきり見える衣裳の時は、体型が気になってしまいました。それでも歌は申し分ない実力で、堪能することができました。

ファントムマニアの私としてはケンヒル版も観て、コンプリートできたように勝手に満足しています。

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