ホームステイの日本人がやってしまうお風呂での失敗

ホストファミリーのイメージのイラスト
日本人がやりがちなことって?

希望に満ちた海外での生活。特にホームステイの場合は、現地の一般家庭の生活を体験できるため、語学や勉強にプラスになることも多いですね。私も、少しの間の滞在でしたが、ホストマザーとの思い出はいまだに忘れることができないものです。

ところが文化の違いから、ちょっとしたトラブルになることもあるようです。私がカナダやニュージーランドで見聞きした、日本人のホームステイでのトラブルをいくつか紹介してみたいと思います。

1.バスルームのドアを閉めてしまう

洗面所の画像
海外ではバスルームと言っても、洗面所、トイレが一体となっていることがほとんどですね。お風呂やトイレを使用している時にドアを閉めるのは当然ですが、使用し終わった後が問題なのです。

日本人の私たちは、「開けたら閉める」「開けっ放しはダメ」と摺りこまれている人が多いので、ついついドアを閉めてしまうのです。海外では、使用していない場合はドアを開けておくのがルールということが多いです。「ドアが閉まっている=誰かが使っている」なのです。

日本人がドアを閉めてしまったため、ホストファミリーが「みんなでトイレを我慢していた」などと言う話を聞いたことがあります。笑い話では済まない場合もあるでしょう。気をつけたいものです。

2.お風呂に長い時間入る

バスタブで寛ぐ人のイラスト
海外では、風呂は汚れを落とすための場所です。日本人のように、お風呂で「じっくり温まり、寛いで1日の疲れを洗い流す」という発想がないと思ったほうが良いのです。大きなバスタブにたっぷりお湯を溜め、じっくり温まることが習慣として無いのです。

「どこにいるのかと思ったら、まだお風呂にいたのでビックリした」とホストファミリーから聞いたことがあります。特に日本人の学生には「シャワーのみ、10分以内」という条件を始めにしっかりを伝えているとのことでした。

3、お湯を使いすぎる

日本人の学生を受け入れたとたん、「水道代が一気に上がった」という話を聞いたことがあります。水道料金の心配をしたことがない日本の学生だと、シャンプーの間も、シャワーの湯を出しっ放しにしていたりするのが原因のようです。

シャワーの写真
私が生活したことがあるカナダは水が豊富な国というイメージがありましたが、日本より水道代は高いのです。調べたところ、北欧やアメリカも日本より水道代が高いことがわかりました。

現地でアパートを借りる際も、「Hydro込み」かどうかが必ず条件に書いてあります。Hydroとは、一般的な光熱費のことです。賃貸契約では家賃に含まれていることも多いのですし、短期の滞在やホームステイで気にすることはないのですが、誰かが支払っているという意識は必要ですよね。

上記の「時間が長い」「バスタブにお湯を溜める」にもつながりますが、ホームステイ代を支払っているとはいえ、家族の一員になったのですから、無駄使いになるようなことは控えたいものですね。

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