観光列車・新伊予灘ものがたり

屈指の人気列車 

新伊予灘ものがたりの車両
全国の観光列車の中でも、屈指の人気を誇る「新伊予灘ものがたり」に乗車してきました。
区間は伊予大洲駅~松山駅間です。

松山駅では、スタッフの方たちが武将の姿でお出迎えしてくれました。乗車前の時間を写真タイムとすることで飽きさせない工夫が感じられました。

新伊予灘ものがたりの車内
以前の伊予灘ものがたりに乗車していませんが、今回は「新」がつく「伊予灘ものがたり」です。2022年に各車両のリニューアルと、最大定員8名の貸切車両「陽華(はるか)の章」が新しく連結されたようです。

スイートな体験

実は今回のお客様の席は話題のスイート車両「陽華の章」でした。細部にまでこだわったインテリア、デザインの車両です。車両専用のアテンダントがウェルカムドリンクから始まる車内サービスをしてくれます。デザートの後には、限定クッキーを含む記念品のお渡しがあり、その中にはメッセージカードまで入っていました。

新伊予灘ものがたりの記念品
この車両自体に、他の乗客の立ち入りを禁じているので、静かにゆったりとお過ごしいただけたと思います。気温が高く暑い日だったこともあり、景色もよく見えるので途中停車駅でも皆様車両から降りなかったくらいです。

この時のツアーの一番のクライマックスだったので、サービス、食事共に大満足だったとの感想をいただきホッとしました。

ただし、ゆったりしているとはいえ、席が写真のようなカウンター式になっているので、今回のような募集ツアーではなく、本当に内輪だけのグループの方が気兼ねなく楽しめるような気がしました。

この車両に乗車するにはこの区間の運賃1080円、特急料金1400円(繁忙期)の他、個室料金28000円が必要です。8名で乗車すれば、個室料金はひとり3500円の追加ですから、そこまで高い感じはしませんね。更に、この区間の弁当代5500円がかかります。弁当は注文しなくても良いようですが、持ち込みができませんし、おつまみのようなメニューがほとんどなので、注文しておいた方が良さそうです。

下灘駅
人気の下灘駅

途中、海に近いということで人気の下灘駅に約10分停車をしてくれます。列車の乗客だけでなく、一般の観光客の方もたくさん写真を撮りに来ていました。

人が多くて、なかなか落ち着いて人の入らない写真が撮ることが難しそうだったので、私はミラーに車両を映す形で写真を撮ってみました。でも、「撮り鉄」さんのようになかなかうまく撮れないものですね。

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