数少ない海外でのタクシー体験ですが、そのたびに面白い経験をしたので、シリーズでご紹介してみたいと思います。第2回はウィーンでの体験です。
ウィーンの運転手はトルコ人
運転手さんの顔がオーストリア人ではないことがすぐにわかりました。各国からの出稼ぎも多いので、驚くことはありませんでしたが、ひょっとして。。。と思い、どこの国の人か?と聞いてみました。
すると「Turkey」との返事。私はトルコの添乗も大好きですし、レストランの注文程度のトルコ語はできるようになっていたので、「チュルクね、メルハバ」と返事をしました。「チュルク」はトルコ語でトルコ民族(クルド系民族もいますので要注意です)のこと、メルハバはこんにちはの意味です。運転手はビックリして3度見しています。
トルコ語を話す日本人
運転手さんは大コーフン!!!ただでさえ日本人びいきの国民性です。そこにいきなりウィーンで(少しですが)トルコ語を話す日本人と出会ったことに感激しています。
運転手さんは無線で話し始めました。トルコから出稼ぎに来ている運転手仲間に、「日本人を乗せている。トルコ語が話せるんだ」と言った話を得意げにしています。無線の向こうで何人もの運転手さんが「お~」と反応しています。運転手さんは「何かトルコ語で話してくれ」と無線のマイクを私に近づけてきました。
あげくの果てには、タクシー運転手さんたちのたまり場に連れて行かれてしまいました。私をを囲んで運転手さんたちがニコニコ話をしています。ここまでになると、私のトルコ語はまったく追いつきませんので、ただ私は自己紹介をするばかりでした。
やっぱりトルコ人にとって日本人はアイドルなんだと、あらためて感じた出来事でした。ちなみに、タクシー代は受け取ってもらえませんでした。
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