ヒョんビン、銀座に現る

銀座が大騒ぎ 

銀座のヒョンビン
ある時、地下鉄銀座駅から地上に出たら、たくさんの人がひとつの方向を見つめていました。多くの人が携帯電話をスタンバイし、何かを写そうとしていました。

私は用事はあったものの、3分程成り行きを見守ることにし、人垣の後ろに立ちました。皆が見つめているのは、あるブランドショップの方向です。誰か有名人が来ていることはわかりましたが、それ以上待つかどうかを迷いました。

「すみません、誰かいるんですか?」と、前にいる女性に聞いてみました。「ヒョンビンです」との答えでした。後から友人に「信じられない」と呆れられた私の次の質問は「ヒョンビンって何ですか?」でした。

韓流に背を向けて

そうです。ヒョンビンという人を私は知らなかったのです。コロナでツアーが無くてヒマだった時に「愛の不時着」が話題になり、見たい気もしました。でも見ませんでした。

私の周りにも「韓流ファン」は沢山います。彼女たちが夢中になっている様子を見ていると、韓流ドラマを見るのはやめようと思ってしまうのです。
愛の不時着の1シーン
ある同僚は「朝、家事を片付けたら夕方までソファから動かなくてもいいように準備して見ている」。

友人の母は「お父さんの顔を見るのがイヤになるから、韓流ドラマを見る部屋を作って1日中見ているの」。

友人は「お金の掛け方が違うから、面白いし、感動で大泣きするようなストーリーもたくさんあるから、本当に面白いよ」。

これらの、私に韓流ドラマの良さをアピールしようとするどの意見も、私を韓流ドラマから遠ざけます。「私もきっとハマってしまうのだろう。。。1日中見てしまうのだろう。。。
イヤだな。。。」これが、私が韓流ドラマを見ない理由です。

決して否定しているのではなく、それに時間をとられて縛られてしまいそうな予感がするから避けているのです。

そして冒頭の「ヒョンビン何ですか?」という質問になってしまったというわけです。人の名前かどうかもわかりませんでした。何かのキャラクターかな?とも思ったのです。ファンの皆様には大変失礼なことだったと思います。
こんな人もいるんだな、と憐れんでください。

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