おすすめの高級宿・京都ブライトンホテル

好感のもてないホテルがあります

ホテルフロント係のイラスト
添乗員としてツアーを率いて多くのホテルに宿泊します。ホテルスタッフから見たら、添乗員は「客ではない」と思っているのか、丁寧とは言えない扱いをされることがあります。

高級ホテルでは、添乗員用の部屋がないため、近くの別のホテルに行くこともあります。お客様の部屋の様子を確認して、フロントに戻った時に「まだいたんですか?」と言われた時は本当にびっくりしました。

色々お願いしたことに対し、「こちらの手落ちではありませんから」と突き放された時も
「ご期待に沿えず申し訳ありません、って言おうね~~~」と心の中で叫びました。

これら2つの例は同じグループのホテルです。人気のホテルグループですが、私には魅力がわかりません。

京都ブライトンホテル外観
心地良いおもてなし

先日、初めて京都ブライトンホテルに宿泊しました。元々高級ホテルであることは知っていましたが、期待以上の心地良さでした。

ゆったりした部屋、ホテル内の大きな吹き抜けのインテリア、何よりスタッフの皆さんの行き届いたおもてなしに感激でした。

各レストランのスタッフとの打ち合わせは皆さん丁寧で、アレルギーの対応にも万全の対応を心がけていただいている様子がわかり、安心でした。多くのスタッフがその際に「お疲れ様でございます」と挨拶がありました。

私がフロントでお願いしたことを、翌朝、ロビーのスタッフにも伝えようとしたところ「○○の件ですね。承っております。ご安心ください。」とすぐに返事がありました。

京都ブライトンホテルロビー吹き抜け
添乗の仕事での宿泊では、何よりも「任せて安心」と思えることが大事です。前出の「嫌いなホテル」では、過去にお客様に軽いやけどを負わせたにもかかわらず、別の宿にいる添乗員には何の報告もしてこなかったということがありました。起こってしまったことは仕方がありません。
隠さず報告し、その後どう対応するかで、そのホテルの評価が決まるのです。

今回、ブライトンホテルでは何も問題は起こりませんでしたが、きっとしっかりした対応が取られることでしょう。1人1人のスタッフを見ていればわかります。

観光に出発する時には、ロビー係のスタッフがバスまでやって来て、乗務員さんにも丁寧なあいさつをしていました。きちんとしたホテルでは当然のことかもしれませんが、「邪魔です」と言わんばかりの対応のホテルもあるのです。

そういうホテルは、誰が一番厳しい目で見ているか?ということに気付いていないのでしょう。当たり前の事を当たり前にしてくれれば、気分良く滞在でき、評価も上がるのですが。

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