新年早々
左耳が聴こえているので、添乗の仕事に影響はありませんでした。たまたま家で、左耳を下にして寝ようとした時に、音が聞こえない、つまり右耳が聴こえていないことに気がついたのでした。
耳鼻科にかかったことは人生でほとんどありません。近所の医院を検索しましたが、お正月休みで診察してもらえそうにありませんでした。
普段の耳のケアはシャワーの後の綿棒です。特別なケアはしていませんが、不足はないと思っていました。徐々に悪くなるという感覚もありませんでした。
医者に診てもらう前に一応と思い、ちょっと高価な耳かきを買ってきて試してみましたが、聞こえるようにはなりませんでした。
耳鼻科にて
「耳垢が、だいぶ奥に入っちゃっているね~」でした。そうです、毎夜毎夜の綿棒で、耳垢を取っていたつもりが、押し込んでいたというのです。それが奥に入り過ぎて耳が聴こえないという、悲しくも情けない結果となりました。
医院にある特別な機械で耳垢を吸い出してもらうと、すっかり聞こえるようになりました。
単純な理由で聞こえなくなり、すぐに治ったので良かったのですが、数日間、耳が聴こえなくなるかもしれないという悲劇のヒロイン気分だったのに、喜劇のヒロインになってしまいました。
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