添乗員のグチ④列車の席を間違える人

なぜか自信満々

新幹線の座席
ツアーで新幹線に乗ることが多いです。時々大変戸惑うのは、こんな場面です。

お客様と席に行くと、すでにその席に座っている人がいるのです。団体チケットを確認してみますが、やっぱり私たちの席です。

座っている人に、
「あの~、座席をお間違えではないですか?」「。。。」無視です。
「チケットを拝見してもいいですか?」「。。。」無視です。
「ここは私たちの団体席なんですけど~」「えっ、何だよ!」
「ダブルブッキングなら車掌さんに相談しませんか?」「そっちが間違ってんだろ~が!」と自信満々です。
「ですから、確認のためにチケットを拝見できませんか?」「ほら、見ろよ!」
「このチケットだと、次の新幹線のようですが。。。」「えっ!」バタバタと荷物を抱えて降りて行きます。慌てているせいもあるでしょうが、謝る人はまずいません。

慣れていそうな人ほど

恥ずかしそうな人のイラスト
新幹線に慣れていそうなビジネスマンほどこのパターンです。こちらを団体客として軽く見ているのか、話しかけても無視されることがほとんどです。ひどい時は最初からケンカ腰で怒鳴られたこともあります。

私は声をかける前に必ず自分のチケットを確認しています。本当にダブルブッキングなら、車掌さんに相談して解決しなければなりません。でも、今まではダブルブッキングだったことはありません。

間違いは誰にでもあるのです。残念なのは、それを自分は間違っていない、相手が間違っていると疑わず、失礼な態度を平気でとる人が大変多いということ。

せめて恥ずかしそうに「ごめんね~」くらい言ってから降りてほしいものです。

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