私の失敗⑤ドアが開きません

ああ、カン違い 

ルームメイドのイラスト
ツアーで毎日移動しながら、ホテルに宿泊していると、カン違いしてしまうことがあります。

ある時、ホテルの部屋のドアを開けようとカードキーを差し込みましたが、赤いランプが点くのみ。

フロントに行くには長い廊下を戻らなければなりませんでした。見ると、廊下の先にルームメイドの女性がいました。

「荷物を置いたらフロントに行くので、とりあえず開けて下さい」とお願いしてみました。彼女は私の部屋のカードキーを確認すると、「ここは4階」と冷静に返してきました。

恥ずかしかったです

そうです。この日の私の部屋は3階だったのです。前日のホテルの部屋が4階だったので無意識に前日と同じ階に行ってしまったのでした。ドアが開かないはずです。

それにしても恥ずかしかったのは、彼女は私を添乗員だと認識していたことです。
添乗員が何をしているの?と思われたであろうことが、あの冷静な口調に表れているような気がして、余計に恥ずかしくなりました。

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