華麗なる一族

お正月になると思い出す

志摩観光ホテル
普段はあまり気にしないことですが、年末年始のツアーの時に、レストランでひとりで食事をするのは少々気が引けます。他に人たちは皆、家族連れやカップルです。周りは気にしていないのに、ひとりポツンと食事をしている自分がどう見られているのかを勝手に想像してしまいます。

ある年の瀬に志摩観光ホテル ザ・クラシックに宿泊しました。この由緒あるホテルには普段から年に何度もツアーで宿泊をしています。その年末のレストランはいつも以上に華やかでした。
レストランの長いテーブル

華麗なる一族

ひとりで食べるフレンチのコース料理はヒマでした。周りを見ていると、長~いテーブルを囲む一団がいました。早速観察開始です。

一家のドンといった風情の老紳士がいて、その奥様、右に長男らしき男性とその妻と子供たち、左に次男らしき男性とその妻と子供たちとなどなど、総勢20名以上の人々でした。内輪の食事でありながら、皆、盛装しています。小学生女の子も、レースの襟の付いたワンピースを着て、髪に大きなピンクのリボンをつけていました。皆、お行儀良く一流ホテルのコース料理を食べています。

実際にこんな人たちがいるんですね。私の頭の中には、「華麗なる一族」のテーマ曲が流れてしまいました♪

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