思い出すのも恐ろしい
なお、その後はだいぶ改善されたので、これは古い時代のおとぎ話としてお読みください。
今から20年ほど前のこと。某国(2020年12月時点で戦争している大~きな国)の国内線に乗りました。
乗ったとたんに違和感
首都の都市から第2の都市への短いフライトでした。登場して機内に入ったとたん違和感がありました。シートの間隔が列によってバラツキがあったのです。ある席は前に1m位のスペースがあり、ある席にはヒザが前の座席について痛いくらい余裕がありません。
お客様から声がかかり、様子を見に行くために立ち上がろうとしたら、床のカーペットがはがれていたため、私は滑って尻もちをつく形で席に戻ってしまいました。
飛行機の床のカーペットがはがれているなんてありえません。万が一、非難しなければならない時には大変危険です。
お客様の席に行ってみたら、シートベルトが壊れていて使えませんでした。CAさんに声をかけ、座席を変更してもらいました。少しは空席があったので良かったのですが、シートベルトが壊れている席に乗客を乗せるなんてありえませんよね。
私のシートベルトも
やっと自分の席に着いた私にも悲劇が待っていました。私の席のシートベルトは、前の人が太っていたのか、最大限度に伸ばされていました。自分サイズに縮めようとしましたが、まったく動きません。金具の部分は壊れていませんが、大きく揺れた時には体がすり抜けてしまいます。
すでに離陸準備が整い、今さら席の変更もままならないタイミングでした。仕方なく私がしたことは、シートベルトを普通のひものように結ぶことでした。それができる位、最大限に延ばされていたのです。あまりにも情けなく、「何かあったら絶対問題になるよね~」と思っていました。
機内サービスが始まった時点で、CAさんにシートベルトを見せて直してもらおうと訴えましたが、結局直ることはありませんでした。
臭い、あまりにも臭い
座っていいるとトイレに入る人が、頻繁にやってきました。ドアが開くたびにひどい臭気が。。。もらったジュースを飲んでも、臭気と一緒なのでかえって気持ち悪くなり、飲むのをやめてしまいました。
何やら別の臭気も
トイレの臭気に我慢していると、私の席のひじ掛けに、何やら存在感のあるものが置かれています。そこから別の臭気が漂っているのです。
ひじ掛けに感じた存在感とは、私の席の後ろで新聞を読んでいるCAさんの足でした。何と、靴を脱いで片足を私のシートの端に乗せているのです。
後ろの席のおじさまの足がシートの間からニョキと出てきたことはありましたが、CAさんの足が乗るなんて想像したこともありませんでした。その足の臭いも混じり、最悪の環境でした。
さすがに呆れて、私は「足を乗せないで!」と注意しました。答えは「OK」だけでした。謝罪の言葉はありませんでした。
CAさんが勤務中に新聞を読んでいること自体が、初めてみる景色でした。しかも靴を脱いだ片足を、乗客の座っているシートに乗せるなんてありえませんよね。
本当の話です
ここまで読んでいただいた方は、あまりのひどさに私が「盛って」いるのでは?と考える方がいるかもしれません。残念ですが、本当にあったことです。
ただし、JALとの提携もあり、今ではそんなにひどいこともなくなりました。特に日本発着のフライトについては、サービスも機内のきれいさも、通常のエアラインと変わりません。
昔むか~し、こんなことがありました。
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