見たかった格別な「勧進帳」
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美しい弁慶の仁左衛門様 |
今回特にテンションが上がったのは、11月、12月の襲名披露公演の他に、特別公演が予定されてることです。
10月31日、11月1日の2日間だけ、夢のような配役で「勧進帳」を上演します。弁慶:團十郎、富樫左衛門:仁左衛門様、源義経:玉三郎様。
何ということでしょう!!!仁左衛門様と玉さんで勧進帳なんて、考えたことがありませんでした。
以前、仁左衛門様の弁慶を見ましたが、品よく美しい弁慶でした。しかし、仁左衛門様には富樫左衛門の方が役としてあっているような気がします。
この発表があった日には、嬉しさでウキウキでした。発売日を確認し、万全の態勢でチケット争奪に備えていたのですが、ひとつだけ問題がありました。
一抹の不安が。。。
私は歌舞伎会の会員なので、一般発売よりは前にチケットを買うことができます。今までも歌舞伎座の席は1等の前方が取れていました。先月も最前列で仁左衛門様の大星由良之助を穴が開くほど眺めてきました。
しかし今回ばかりは、かなり厳しいことが予想されました。なぜなら、私は一般会員だからです。歌舞伎会には、ゴールド会員、特別会員という上のカテゴリーがあり、一般会員より早くチケットを購入できます。
今回のありえないほど豪華な配役の勧進帳。しかもたった2日だけの公演。チケットは1人2枚までと制限されていたものの、席数には限りがあります。
発売日、発売時間に撃沈
いよいよ発売当日。時間は正午。ログインしましたが、すでにアクセス集中。やっと座席表が出た時はすでに売り切れでした。
やっぱり。。。残念ですが仕方がありません。私と同じような思いの方はたくさんいるに決まっていますから。11月公演の「助六」では仁左衛門様、玉三郎様が出ますので、楽しみにチケットを取りに行きたいと思います。
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