ドロミテ観光
![]() |
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード |
ドロミテの名前は、マグネシウム質石灰岩をこの山々で発見した地質学者ドロミューにちなんでいます。カナディアン・ロッキーでも同様な地質の山をドロマイテ連山と名付けています。
![]() |
カレッツァ湖 |
5~6時間かけてトレ・チーメを一周するトレッキングコースもありますが、通常の観光ツアーではバスを降りてから片道約1時間で展望台へ行くハイキングコースがほとんどです。多少アップダウンはありますが、整備された歩きやすい道を進みますので、普通のスニーカーでもOKです。
リゾート地でのひと時
![]() |
コルティナ・ダンッペツォの中心部 |
ドロミテ観光の中心地はコルティナ・ダンペッツォの町です。人口5~6000人の小さな町ですが、1956年には第7回冬季オリンピックが開かれています。2026年にもミラノとの共催で第25回オリンピックが行われる予定です。
いかにもヨーロッパのリゾート地という雰囲気を充分味わうことができます。町自体の規模が小さくハイシーズンには観光客であふれているので、気をつけるに越したことはありませんが不安なく散歩できるのも魅力です。
ドロミテ名物
ヨーロッパでは自転車のロードレース競技が大変人気のようで、テレビ番組で中継しているのをよく見かけます。最も人気のロケーションのひとつがドロミテです。
夏のハイシーズンにドロミテの山々を眺めながら観光バスで走っていると、自転車(いわゆるバイク)で走っている人々をよく見かけます。アクティビティとして走っている人はもちろん、本格的なトレーニングとおぼしき人たちも多く見かけます。
オートバイのツーリングのグループも頻繁に見かけます。本格的な大型バイクの人も多く、爆音を鳴らしてバスを軽々と追い抜いていきます。何十台ものバイクが通ると、バスの中にも爆音が聞こえてきます。
これもドロミテ名物です、などとお客様に説明しています。
ドライバーが放った一言
バスの中で次に行く場所の観光の案内をしている時に、そんなグループに会うとしばらくマイクを使っても話ができません。
私が話を中断して「ホント、うるさいよね~」と、ドライバーに話しかけた時、帰ってきた言葉に私はぐうの音も出ませんでした。
ドライバーは私に向かって「カワサキ、ヤマハ、ホンダァ~」と笑って言ったのでした。
コメント
コメントを投稿
コメントありがとうございます!