トルコで「お花になりましょう」の意味とは?

ところ変われば

ニュージーランドの庭
手入れされた個人の家の庭
海外ツアーで現地の生活の一端を見ることができるのは楽しいものですね。

以前、ロシアでは3DKくらいのアパートを見せてもらいました。ニュージーランドではガーデンコンテストの入賞者の家庭を訪問しました。

キューバでも「一般家庭を訪問」という行程でした。結局行ってみたら日本人の旅行業者の「邸宅」でした。キューバでは定住する外国人には国から住まいが提供されるそうで、なかなか立派な家でした。本当のフツーの家が見たかったな~と今でも残念な気持ちです。

いずれにしても、現地の生活の様子が少しでもわかるのは興味深いことですね。

トルコでは

トルコの小学校
イメージです
ある時、トルコでのツアーの途中に現地の小学校を訪問する機会がありました。

観光地などで見かける子供たちの無邪気で元気な様子がいつも印象的だったので、実際に小学校を見ることができるのは本当に楽しみでした。

ある地方都市の小学校にいきました。他の学校と比較ができませんが、普通の小学校よりは少し良い学校だったのではないでしょうか?

日本びいきの国ですから、制服制度も日本の教育を見習ったという話を聞いたことがあります。全国的に見て、国民色のトルコブルーの制服が多いようです。

さて小学校ですから、高学年から低学年までの児童が通っています。大きな生徒たちは外国人の観光客に、緊張したり、はにかんだりする様子が見られました。

お花になりましょう

手をクロスするイメージ
こんなイメージです
低学年の教室に行くと、子供たちも大興奮!ザワザワしていて先生の声が聞こえません。すると先生が「お花になりましょう」といいました。(現地ガイド氏が訳してくれています)すると「何ということでしょう~」子供たちの両手が胸の前でクロスされ、全員がおしゃべりをやめたのです。

写真を撮らなかったので、似たポーズの写真を探してみました。

「お花になりましょう」は、日本の「静かにしなさい!」「おしゃべりをやめなさい」なのでした。先生に静かにしろと言われても今の子供たちがすぐに静かになるのかどうか?私にはわかりません。それにしても「お花になりましょう」はステキ過ぎました。

低学年の子供たちが胸の前で手を交差してじっと黙っている姿は、実に可愛らしいものでした。その訪問からすでに数年が経過していますが、忘れることができません。

日本でも使えますよね

この方法は日本の学校や家庭でも使えますよね。低学年までの子供たちなら効果があるのではないでしょうか?小さな子供でも「静かに!」と言われるより、よほど気分が良いのではないでしょうか?

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