子供の食レポ

今どきの子供はたいへんですね 

先日テレビを見ていたら、観光地でインタビューされている子供の映像が流れました。

名物料理を食べてレポーターの質問に答えていた８～９歳の男の子を見て、「ウソでしょ」と「今どきの子はたいへんね～」と笑ってしまいました。

レポーター「ボク、それ美味しいかな？」

こども「えっとぉ、外はサクサクしていてぇ～、中はしっとりしていてぇ～、甘さがちょうどよくて美味しいです」だって！！！

食レポに飽き飽きしませんか？

昨今、テレビ番組で各地の名物やお菓子、果物など、色々なものが紹介されます。レポートする方の苦労は察しますが、ありきたりの表現が多く感心しないです。

何か言わないといけない仕事なので大変だと思いますが、どれも同じようなことばかりで、私は見る気を無くすことが多いです。

すぐに「やわらかい」という感想が聞こえてきますが、歯ごたえがあっておいしいものもたくさんありますし、私はしっかりめのかたさの肉が好きです。

「口に入れた途端無くなりました」とよく聞きますが、それでは食べた気がしません。

ビックリするくらい皆がこういった番組の影響を受けていますね。私たちも何か食べた時に、「おいしい」と言うだけではいけないような、物足りないような気持ちがします。ご紹介した子供の感想も、そういった風潮のせいなのでしょう。