観光列車「ながら」でのんびり旅

長良川鉄道「ながら」
観光列車「ながら」

長良川鉄道は、1986年(昭和61年)に旧国鉄から営業を引き継ぎ、第3セクターとして開業した鉄道会社です。岐阜県の真ん中を南北に約72㎞貫いています。車窓には清流・長良川が見られ、季節ごとの風景を楽しむことができます。

観光列車「ながら」には3種類の車両があります。
①森号 ➁鮎号 ③川風号
いずれも岐阜県の木材、郡上八幡ののれん、一之宮のファブリックなど地元の素材を活用し、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインしました。

長良川鉄道「ながら」

今回乗車したのは「川風号」

昼食弁当を食べながら乗車するプランなので、車内には簡易テーブルを設置していただいての運行です。2枚目の写真はテーブルのない状態です。

テーブルを常設していないのは、観光用で使用しない時には、この車両を通常の客車として使用しているからだそうです。第3セクターの運営を考えると、観光客がいない時にも、遊ばせているわけにはいないということでしょう。

長良川鉄道「ながら」の弁当
ペットボトルのお茶付で、春らしいお弁当をいただきながら、約1時間強の乗車でした。

1両のみでの運行なので、前後の風景もよく見えました。特にトンネルを通る時の風景は印象的なもので、プライベート感たっぷりでした。
長良川の流れ、沿線の畑の緑、春の花々、素朴そうな人々の営みを感じながら、あっという間の時間でした。

コメント