仁左衛門様の復帰

間に合った!!でも。。。
片岡仁左衛門

3月9日、私は絶望の淵にいました。「片岡仁左衛門が体調不良で当面の間休演」というニュースが飛び込んできたうえ、16日のチケットを持っていたからです。

今更キャンセルできるわけもなく😢
それより、このところありがたくも出ずっぱりだった仁左衛門様のお身体が心配で心配で。。。😢

3日位たってからやっと、「仁左衛門様に心配をおかけしないためにも、代役の方の舞台を楽しもう!」という境地に入りました。

それでも毎日歌舞伎座のHPと、孝太郎さんのブログをチェックし、状況や容態を確認していました。特に14日のお誕生日の日には何かしら発表があるのでは?と期待していました。

すると15日に復帰の発表が😢😢
「生きてて良かったぁ~」死にかけてもいないのに、自然にこの言葉が出てきました。
桜姫東文章のチラシ

申し込んでおいた「桜姫東文章」のムビチケがこの日、届いていました。嬉しかったので、幕が開く前に記念撮影させていただきました。

開演を待っている時間には、一度は諦めた芝居を観られる嬉しさで涙が滲んできてしまいました。この方の芝居をあと何回見られるのでしょうか?愛おしい時間を全身で浴びる準備を整えました。

いよいよ、仁左さま登場!

幕があがり、花道に仁左衛門様が登場すると割れんばかりの大拍手👏

隣の席の老婦人は、今日から仁左衛門様が復帰することをご存知なかったらしく、「えっ、ウソォ!」と低く呻いておられました。

幸い台詞も表情もいつもの仁左衛門様でした。
ワル知恵と策を巡らすしたたかな河内山を、魅力たっぷりに見せてくれました。
最後に花道で「ばぁかめぇ~」と吐く捨て台詞にも力がみなぎっていました。
体調を考慮し、演出を一部変えたとのことでしたが、初めて観る演目だったので私にはわかりませんでした。

お姿を堪能し大満足でしたが、最後近くに大きめの段差でぞうりを履くシーンは少々ふらついた感じが見えて、ドキドキしてしまいました。周りの役者さんたちも緊張しているように見えました。

松竹株式会社御中

仁左衛門様の仕事を減らして下さい。1ヶ月おきで結構です。しかも週休2日でお願いします。

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