映え映えの来宮神社

来宮神社の大楠
来宮(きのみや)神社

東京方面からだと、熱海駅の次の駅が来宮駅です。駅にはコインロッカーもあるので、大きな荷物がある方は預けていくと良いでしょう。

熱海の駅から歩いても20分程なので、元気な方は散歩もおススメです。路線バスの便もありますし、複数人数ならタクシー移動も気軽に利用すると良いでしょう。

来宮駅から徒歩3分程で来宮神社の鳥居に着きます。鳥居の前にはきれいに鳥居の写真を撮るための台が設けられていました。携帯や電話やカメラを置いて、きれいに鳥居が入る構図で撮れるようになっています。
鳥居を入ってすぐの稲荷社の前のたくさんの鳥居の前にも、同様に台が設けられてあります。

本殿までは少しだけ階段があります。本殿前左手の参集殿には、お札やお守りの販売はもちろん、祈祷受付、ご朱印受付もあります。
新しい建物なので、WCもきれいです。また、カフェも併設されているので、これからの暖かい季節には、のどの渇きを癒してくれるでしょう。テイクアウトにして、上のテラスでいただくこともできるようにもなっています。

来宮神社の本殿
来宮神社の御利益

自然信仰から生まれた「木」に宿る神々を祀る神社として、崇敬を集めてきました。
ご祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)=武勇と決断、五十猛命(いたけるのみこと)=自然保護、大己貴命(おおなもちのみこと)=縁結び、健康、繁栄の神様たちの3柱です。

歴史は1300年を超え、坂上田村麻呂が戦勝祈願をし、分霊を各地に鎮座させたという伝承もあります。
「きのみや」を「忌の宮」と解釈し、禁酒の祈願をする人も多いようです。
また、境内の稲荷社では商売繁盛の、弁財天では開運出世のご利益があるといわれています。

来宮神社の大楠
御神木の大楠

本州で一番大きな巨樹で、幹周23.9m、高さ26m、樹齢2100年を超えています。昭和8年には国の天然記念物に指定されています。
常緑ですので、新しい葉が成長すると古い葉が落ちていきます。このことから子孫繁栄を象徴しています。

幹回りには遊歩道が設けられており、1周すると寿命が1年伸び、願いを込めながら1周すると願いが叶うといわれています。

近年この大楠を更間近に見ることができる紡來(つむぎ)の縁ができました。写真のように、気に向かって突き出したテラスで大楠を大迫力で見ることができるポイントです。定員2名。かすかに揺れる感覚もありました。

この大楠は夜はライトアップもしていますので、機会があればぜひお出かけください。

💬今時の映えポイントが沢山ある神社になりました。熱海の商店街も食べ歩きできるものが色々と売られていて、賑わっていました。もう、慰安旅行の温泉地ではなくなりましたね。

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