フリージア祭り開催中
メイン会場の八形山特設会場では、フリージアを無料で20株摘み取れるというサービスをしています。
今年は少し成長が遅いようで、3月21日の時点で黄色は満開でしたが、白はようやく開花、ピンク、紫、赤はまだほとんど開花していませんでした。
受付の建物(プレハブ小屋)前には地元のお母さんたちがスタンバイ。手指の消毒後、ビニールの手袋をいただき、球根から摘みたい方はスコップを、茎からでよい方はハサミを借りて摘み取り用の畑へ。観賞用の畑は見るだけです。
20株摘んだら元の受付に戻り、中のお母さんたちにお渡しください。新聞紙と包装紙でしっかり梱包し、更に持ち手付きのビニール袋に入れてくれます。こうすれば、飛行機に手荷物として持ち込むことができます。皆同じ梱包なので、名前を書くサインペンも用意してくれています。持ち帰った後の管理の方法については、花と一緒に説明のプリントが入っています。
サブ会場、特設イベント会場でも、花の絨毯を作ったり、島の特産物や土産物の販売などが行われています。
八丈島のフリージアの歴史
最初に八丈島にフリージアが持ち込まれたのは1905年とされています。100年前の大正時代には栽培が始まりました。最盛期には八丈産の球根が7割のシェアを占めるまでになりました。
昭和40年代(1967年)には離島ブームもあり、来島者が劇的に増えました。春を彩るフリージアを観光宣伝に生かそうと、昭和42年「第1回フリージアまつり」が開催されることになりました。
ところが1980年代に入ると、沖縄への観光ブームや海外から輸入された多くの種類の花々に押されて、競争が激化し、フリージアの需要が激減してしまいました。
💬現在は全盛期当時の規模からは縮小されているようですが、春を感じる美しい花と優雅な香りを楽しみにお出かけください。
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