鹿にシカトされる

カナディアンロッキーでの定番 
バンフの町のエルク

カナディアンロッキーの観光の中心地バンフの町に近づくと、かなり高い確率でエルクと呼ばれるオオツノジカに出会います。

エルクとは「尻が白い」という意味があります。
先住民の言葉では「ワピティ」と呼ばれます。
大きなものだと体高は1.5m~1.8m、体重は300Kg~500Kg、角を含めると2m~3mもある大きさです。

町の外側のハイウエイ沿いにいるのを見ることもありますが、写真のように町の中の住宅街でも平然と歩いている姿を見ることができます。
知り合いの車は飛び出してきた鹿とぶつかってボコボコになり、廃車になりましたが、怪我がなかっただけ幸いと言っていました。
バンフの町のエルク

私が住んでいた時も、中心地に向かう道をふさぐように数頭が立ちはだかり、なかなかその先に進めないこともありました。
突進されたら怖いですし、角で突かれたら大けがでは済まない可能性もあります。夜には目だけが光っているので、かなり不気味でした。

それでも、観光で訪れた人たちには大自然を感じる要素として大人気です。

シカと見ましたか?

バンフの町が近づくと、私の大好きな時間です。
「さあ、そろそろ鹿が見えるかもしれませんから、シカと探してくださいね」
「あ、いましたね。シカと見ましたか?」
「観光客が珍しくないので、無視していますね。これを一般にシカとするといいますね」

お客様はもう呆れています。
早くまたカナダに行って、つまらないダジャレを言いたいですね~

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