トルコの古都KONYA
1000年ほど前、ちょうど日本の平安時代にセルジューク朝の首都が置かれました。当時の文化を受け継ぐ歴史的な建物も多く、日本で言えば京都のようなイメージの町です。
現在の人口は約120万人。トルコ第6の都市です。
一番上の写真は、コンヤの観光には外せないメヴラーナ博物館です。メヴラーナ教という宗教の始祖であるメヴラーナが祀られている総本山のモスクが、博物館として公開されています。
他には、セルジューク朝の時代のカラタイ神学校(現在は陶器の博物館)、インジェ・ミナーレ神学校(現在は彫刻博物館)などがあります。
日本のツアーでは、カッパドキアやイズミールの中継地という扱いで、多くの時間を割くことはまれです。
神秘的な宗教儀式セマー
写真のように、フレアースカートタイプの法衣を着た人々が、演奏される伝統音楽に合わせてひたすらクルクル回るという儀式です。
上に挙げた手は神の恵みを受け取るという意味のようです。実際に回っている人たちにも、ある種のアドレナリンが出て、トランス状態に入ったようになるようです。
見ている私たちも何やら不思議な気持ちになっていきます。ただ回っているだけなのに、飽きずに見ていられるのも不思議です。儀式なので、終わっても拍手はしないというのがルールです。
以前私は宿泊したホテルで有料で観ましたが、長らく行っていないため、今はどうなっているのかわかりません。現在は市内の文化センターで2000円位で見ることができるようですから、ホテルによっては見られないということはないようです。イスタンブールでも同様に有料で観ることができる施設があるので、コンヤに行かなくてもセマーを見ることはできるようです。
今夜のコンヤ
さて、私にとってのコンヤに泊まる楽しみは、お客様に「明日の宿泊はコンヤです」
「今夜はコンヤです」「ゆうべのコンヤはいかがでしたか?」と3日間くらい”コンヤねた”を続けられることです。お客様も「まだ言ってるヨ」と、最後には苦笑いで付き合ってくれます。
「今夜はコンヤです」「ゆうべのコンヤはいかがでしたか?」と3日間くらい”コンヤねた”を続けられることです。お客様も「まだ言ってるヨ」と、最後には苦笑いで付き合ってくれます。
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