叶恭子さんを好きになった日

クイーンの武道館コンサート
武道館が揺れた

「ボヘミアン・ラプソディ」という映画ができる前の話です。

2016年、武道館でQueenの来日公演がありました。フレディ・マーキュリーが生きている時には行けなかったけれど、せめて他のメンバーの演奏だけでも聞いてみたいと思い、チケットを購入しました。

私の席は2階の上の方だったため、双眼鏡持参で行きました。だいぶ席が埋まってきた時のことでした。
写真で確認いただけるように、本来のステージの中央に張り出したステージが設けられていました。その正面の席に何やらキラキラしたものが見えました。

叶姉妹の登場

Queenのコンサートなのに、場内は叶姉妹の登場に「ウォ~」と、何とも言えないどよめきが起こりました。

ナイス・ルッキング・ガイ達にエスコートされて登場した叶姉妹は、消防服のような(失礼!)シルバーのギラギラしたドレスを着ていました。そして、一瞬にして武道館を盛り上げてしまったのです。

コンサート中の恭子さんの意外な姿

さて、コンサートが始まると、私にとっては意外な姿が見えました。オープニングから武道館が総立ちになりました。恭子さんも立っていました。
私はバラード曲の時は座ったのですが、恭子さんはずっと立っていました。美香さんが座っていた時も、恭子さんは立っていました。

勝手なイメージで、「最前列で興味なさそうに座って聞く」と思っていたのに、真逆でした。よほど好きだったのでしょうか?それにしても意外な姿でした。

ボーカルのアダム・ランバートも(当然ですが)かなり叶姉妹が気になるらしく「君たち何者?女優かい?」などと曲の合間に話しかけていました。

2階席の私の席からは、ステージを見れば一緒に目に入ってくる席でしたので、コンサート中はずっと視界に入っていました。最初から最後まで恭子さんは座らなかったと記憶しています。

その日まで、叶姉妹に対して特に好き嫌いはありませんでした。
今では、共通のミュージシャンのファンとして親近感を持つようになりました。

💬このコンサートの時に、ブライアン・メイが「今度ボクたちの映画ができるよ」と言っていました。それが後の「ボヘミアン・ラプソディ」だったのです。

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