スプレーアートを見に

テレビ番組「プレバト」

「プレバト」というテレビ番組がありますね。
芸能人の方たちが、俳句や芸術にチャレンジして、それぞれの専門家の先生が採点します。そして「才能あり」「凡人」「才能なし」と格付けされ、悲喜こもごもの表情を見せてくれる人気番組です。

この人にこんな才能が!!とか、ステキな感性なんだね~、と感心することも多いですね。

出演する芸能人の方々と、司会のダウンタウンの浜ちゃんとのやり取りも番組の楽しみのひとつでしょう。大御所の方にも遠慮ないツッコミは見事です。
また、俳句の評価や添削をする夏井いつき先生の毒舌の切れ味が鋭く、俳句のすばらしさに改めて感心し、勉強にもなりますね。

スプレーアートの場所は?

ある日スプレーアートを競う様子を見ていたら、場所は「越谷市場」とのこと。

HPによると、”全国から安全で新鮮な青果物と共に水産物、関連商品が1ヶ所でまとまる便利な市場として地域住民のみなさまの安定した食生活に寄与しています”とありました。

ところが、場所はJR武蔵野線の南越谷と越谷レイクタウン駅の中間。南越谷駅からは約3キロ。周りは大きな倉庫が並ぶ流通センターで、土地勘がある私でも個人的な用事はなく、そんな施設があることを全く知りませんでした。

路線バスもありますが、個人的な買い物ができる場所があると知らなければ、行くことはないでしょう。
市場なので、ほとんどの店は午前中の営業のようです。日・祝日・第2,4水曜日は定休日のようなので、ご注意ください。また、スプレーアートを見られる時間も制限があり、夕方などは見られない可能性もあります。HPで確認してからお出かけください。

ついでに行ってみました

先日、友人とのランチで越谷レイクタウンへ。珍しく車で行ったついでに、「そうそう、スプレーアート見に行ってみよう」ということになりました。車でならアクセスはラクです。

午前中ならもう少し活気があったのかもしれませんが、だいぶサビれた印象です。テレビ番組で現地の方が語っていたように、「これで少しは活気戻れば」といったところでしょう。

閉店してしまった店のシャッターにスプレーアートがありました。近づくとスプレーのシンナーの匂いがまだしていました。

どの作品も素晴らしく見えましたが、やはりお手本の先生の作品がひときわ完成度が高いということが素人目にもわかりました。

1位はやはりすごかった

ところが、先生の作品と思って見ていた作品が、番組の常連である光宗薫さんのものでした。

このビールジョッキの絵です。
線もしっかりしており、色のグラデーションや泡の質感もしっかり描かれており、他の芸能人の方より一段上のレベルに感じました。

2位だった千原ジュニアさんの作品(このページの一番上)も素敵でした。2次元バーコードを入れるという発想のすばらしさにも感心しました。

番組の効果は絶大

地域の活性化もこの企画の大きな目的のひとつです。今までも、描かれたスプレーアートを見に行く人が増えることで商店街などに人が戻る効果がありました。

今回の越谷市場は特にその傾向があるのではないでしょうか。
「あることさえ知らなかった」私が行ったのですから。

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