奇妙なジンクス
Y君は彼女と同棲していたのですが、「お金がないから結婚はまだまだ先」が口癖でした。
それなのに、年が明けた途端「ハワイで結婚式をすることなりました」と報告が。
他の同僚からは、車を見に行ったらしいという話まで聞こえてきました。
「おかしい。。。」と皆の意見が一致し、仕事帰りに居酒屋で問いただしたところ、「実は」と宝くじのことを白状したのでした。
私の周りで、1万円当たったなどと言う話はありましたが、100万円でさえ、当選の話は聞いたことがありませんでした。
おかげで結婚できるということだったので、皆でお祝いをしたのですが、当然その日の支払いはY君の奢りでした♪♪♪この時、あることを思い出しました。私の右にいる人は、偶然かもしれないけれど、チャンスをものにする、と。
中学2年の時に右隣りだったM君は、憧れだった交換留学生に選ばれ、オーストラリアに行きました。中学3年の時の右隣りの席のS君は県内一のエリート校に合格しました。
ひとつひとつはもちろん本人の努力あってのもので、私のおかげであはありません。それでも自分の右にいた人が何かしらチャンスを掴み、いつも羨ましく思っていたことを思い出しました。
クルーズ船のビンゴ大会で
ある時、クルーズ船のビンゴ大会に参加していたところ、イギリス人の青年2名が左隣にやって来ました。
最初はプレイの仕方が不案内だったようでしたので、成り行きで教えることになりました。
難しいことではないので、そのうち彼らもすぐに楽しんで数字を追っていました。
その時思い出したので、右に座っていた同僚が宝くじを当てた話をして、「あなたたちも右に来ればビンゴになると思う」と伝えました。早速彼らと席替えをし、右側に来てもらいました。何だか予感があったのです。
なんと!それがビンゴでした。彼らのビンゴカードが全部開いて、1500ドルもの賞金を手にしたのです。ステージに上がってインタビューされた彼らが、「ラッキーレディの右隣だったから」といきさつを話し出したことで、私までステージにひっぱり上げられてしまいました。
以前から右にいる人にラッキーが訪れることを話すと、「次回はどこに座るのか?」とたくさんの人から声をかけられました。楽しい思い出です。
その後もカジノのスロットで、右に座っていた人が2000ドルも当てていきました。
うらめしや~
肝心の自分は
ここまでくると、自分でも何か良いことはなかったのか?と、質問が来そうです。
今のところ何もありません。そのうち宝くじが当たると期待しつつ、今年も暮れてゆきます。

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