カードキーとシリンダーキー

カードキーの写真
カギで苦労する人たち

旅行に行くと、ホテルにチェックインするたびにルームキーを渡されます。近年、カードの鍵が多くなりましたが、まだまだシリンダーキーのところもあります。

「海外旅行は何十回目も」「しょっちゅう国内旅行に」という方でも、うまく対処できない方が毎回のように見受けられます。

カードキーの場合

近年できたホテルや、リニューアルしたホテルではカードタイプの鍵が多くなっきました。
カードタイプの鍵と言っても以下の2種類が主になります。

  差し込んでから抜くタイプ。。。「開きません」という人の半数は差したままずっと眺めています。「抜かないと開きませんよ」というと、今度はビックリする速さで抜くので、鍵が反応しません。イメージとしては「いち、にい、さんです」と説明します。
いち⇒カードを差し入れ、にい⇒カードを抜き、さん⇒でドアを開ける。慣れている人にはバカバカしいくらい当たり前のことですが、慣れていない方にはここまで説明する必要があるのです。

カードキーの写真
センサータイプ。。。カードキーの入った袋から出さなくてもドアは開けられます。センサー式ですから。皆さま真面目なので、封筒から出してセンサーに当ててドアを開けています。

ついでに節電式の場合のお話。。。部屋に入るとすぐの壁のところにカードを差し込むポケットがあります。ここにカードキーを差し込むと部屋の主電源が入ります。差し込むカードは、実際の部屋のカードキーではなくてもほとんどの場合大丈夫です。
私は行かなくなった美容院の会員カードを使っています。まれに合わないこともありますが、今のところ95%の確率で問題ありません。
また、何らかの紙をカードと同じくらいの大きさに折って差し込んでおいてもほとんどの場合、大丈夫です。海外のホテルだとお客様に呼び出されることも多いので、カギを持たずに部屋の外に出てしまうことの保険になります。
シリンダーキーの写真

シリンダーキーの場合

お客様が「鍵が開かない」という場合のほとんどのパターンは。。。カギを回してから手をそのまま離さずにドアを押す、というタイプのドアです。
一度手を放してから、ドアノブを回そうとするので、鍵が少しだけ戻ってしまい、開かなくなるのです。

ホテル到着前や、ロビーで鍵を渡したときに説明するのですが、部屋の前で鍵を回してるうちに忘れてしまうようです。

もう一度節電式の場合のお話。。。このタイプのキーホルダーを差し込んで主電源にするホテルもまだまだあります。この場合も、キーホルダー自体でなくても大丈夫なことが多いです。紙を細長く折って入れたこともありますし、ボールペンなど丁度良い大きさのものがあれば、トライしてみて下さい。ほとんどの場合電気がつきます。
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当たり前のように感じることばかりですが、意外にできない方が多いのです。
お客様がドアを開けて部屋に入るまで、じっと廊下で待っている私です。

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