おもしろ英語で奮闘する人たち

コーヒーのイラスト
お客様の英語に癒された話 

あるフライト中

CAさんが「Would  you like something to drink?」(お飲み物はいかがですか?)と回ってきました。すると通路を挟んだ席の年配の男性が、元気よく「 I am coffee 」と言ったのです。

CAさんがウケて笑ってしまっています。私も可笑しくて笑ってしまいました。

何が可笑しいのかわかりますよね?
直訳すると「私はコーヒーです」日本語としては通じます。しかし英語では「私がコーヒーです」という自己紹介のような意味になります。
その男性客に後から説明したところ、「やっちゃったね」とご自分でも笑っていました。

ホテルにて

フリータイムのあるツアーでした。お出かけのお客様のお手伝いをするためにロビーにいたところ、一人参加のお客様が来ました。「○○博物館に行ってくるよ」とのこと。面倒だし近いからタクシーを使うと言ったので、ベルマンに頼もうとしたところ、「自分で言うから大丈夫だよ」と私を制してきました。

次の瞬間聞こえてきたのが、「Please, call me taxi」(私をタクシーと呼んでください)でした。ドアマンは「Yes , sir , Taxi ,Taxi」と男性に向かって言いながら、笑いをこらえています。本当はわかっているらしく、間もなくタクシーを呼んでくれました。

後から知ったのですが、これって有名な間違い英語のひとつだそうですね。実際に目の前で繰り広げられ、たいそう面白い経験をさせていただきました。
本来ならば「Please , call a taxi for me」で良かったのではないでしょうか?

湿布薬を買う

海外の薬屋の写真
ツアー中、湿布を買いたいというお客様がありました。昼食レストランのすぐ横に薬屋がありましたので、一緒に行こうと思ったら、「自分で買うから大丈夫だよ」とお客様。
でも少し心配だったので、後から行ってみました。

店ではお客様が店員さんに「シップ、シップ」と言っているので通じていません。
私が「湿布は日本語ですよ」というと、今度は「そっか、トクホン」と。再度私は「英語で言わないと通じませんよ」と声をかけました。すると最後にお客様が「じゃ、サロンパス!」と元気よく言いました。

本来は「Medical Patch」や「Cold Patch」(Warmもあり)で通じます。
マンガのような出来事に、お客様も私も大笑いしてしまいました。

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旅先で遭遇した楽しい英語の間違いをご紹介しました。今思い出しても楽しい思い出です。

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