スシ・パーティの誤算

のり巻きの準備
カナダ滞在中、ルームメイトから寿司を作ってくれないかという申し出がありました。
それでは、ということで、

SUSHI-PARTYの開催!

ルームメイトの友人も3人招待することにし、握り寿司はできないので巻き寿司を作ることにしました。実は、巻き寿司も初めて作ることになったわけですが、何とかできそうな気がしました。

前日の準備
今や海外でも都市の大きなスーパーに行けば、日本の調味料や食品を並べるコーナーがあります。日本産ではありませんが、おいしいお米が日本より安く手に入ります。
巻きす、海苔、きゅうり、卵、酢を購入。でも、ないものがありました。
そこでダウンタウンにあるアジア系の食料品店に行ってみました。ありました!
かんぴょう(寿司用になって売っている)が。久しぶりに自分が食べたかったということもありますが、巻き寿司ならではの具材として入れたかったのです。

いよいよ当日
厚焼き玉子のイラスト
いきなり出来上がったものを出すよりは、巻くところを見せてあげた方が良いのでは?と考え、まずは具材を準備しました。(1枚目の写真はイメージです)

準備した具材を並べ準備万端整ったところで、参加メンバーから質問が。厚焼き玉子を指さして、「どうやって作るの?」「Amazing!」と大興奮。
そういえば、厚焼き玉子って他の国では見ないかも。。。
これは誤算でした

そこで、改めて厚焼き玉子を作るところを実演することにしました。
カナダの寿司店にも、玉子を乗せた寿司はあるのですが、その元になる厚焼き玉子を見たことは無かったようです。
のり巻きのイラスト
私は巻き寿司を作るのは初めてでしたが、厚焼き玉子は得意です。フライパンの上で厚みを増していく玉子焼きに、拍手喝采をいただきました。

寿司を知らない外国人はだいぶ少なくなりましたが、やはりまだまだ、見たことがないものはあったようです。

初めての巻き寿司でしたが何とか形にし、盛況のうちに寿司パーティーは無事に終わりました。

新たなリクエストが。。。

スシ・パーティーを無事終えたところで、メンバーから申し訳なさそうにリクエストが入りました。「あの。。もし。。できたらでいいんだけど。。テンプラを作ってほしいんだけど。どうかなぁ?無理にじゃないんだけど。。。」

天ぷらの方がよほど簡単なのに、何か難しい料理と思っているようでした。私は可笑しさをぐっとこらえて、「じゃ、今度やってみようか?頑張るね。」と返答しました。すると、「ホント?アリガトウ!」と感激した顔で喜んでくれました。

翌月、無事というか当然、テンプラ・パーティも盛況のうちに終わりました。

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